今回はアークナイトが素材に関する記事です。既に他の記事もありますが、ちょっと応用編です。なんでこれを取り上げたのかは言及しないでおきます。では早速以下の問題を見てください。
【問】
《No.101 S・H・Ark Knight》(以下、アークナイト)が、相手フィールド上でエクシーズ素材を持った《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》(以下、ビヨンド)を効果の対象にしました。そしてそれにチェーンして《月の書》を発動しました。このとき、アークナイトのエクシーズ素材となる前にビヨンドは裏守備表示になってしまいますが、どのように処理すればいいのでしょうか?
この問題の答えは「ビヨンドは表側表示でアークナイトのエクシーズ素材とし、ビヨンドの持っていたエクシーズ素材は墓地に送られる」というものです。「裏のままエクシーズ素材になる」や「ビヨンドの素材ごと持っていかれる」と勘違いしてしまいがちです。実際にどういう理屈なのかを解説します。
アークナイトがエクシーズモンスターを取り込むときは、そのモンスターのみしかORU化できません
これに関しては以前に記事にしているのでそちらを参考にしてください。
ようは、エクシーズ素材を持った相手モンスターをアークナイトが取り込むときは、素材ごとORUにはできないということです。カオスエクシーズの時とは違うので注意してください。
例えば問題において裏守備にしなかった場合でも、ビヨンドの素材は墓地に送られます。
アークナイトは効果解決時に相手が守備表示でもORUにすることができます
アークナイトは「表側攻撃表示の特殊召喚されたモンスター」を対象にして効果を発動します。裏守備表示のモンスターは対象にできません。しかし、効果解決時までに表示形式が変更されたとしても、不発にはならずそのままエクシーズ素材とすることが可能です。
これは公式裁定があります。
【参考】「No.101 S・H・Ark Knight」の『エクシーズ素材とする』効果の対象モンスターが、処理時に守備表示になっている場合、どうなりますか?
例)
アークナイトの効果にチェーンしてエネミーコントローラーの効果で対象にしたモンスターを守備表示に変更しても、その守備表示になった相手モンスターをアークナイトはエクシーズ素材にします。
エクシーズ素材はあくまでも「公開情報」なので裏側にはしません
遊戯王には「公開情報」と「非公開情報」の2種類があります。手札やメインデッキは非公開情報ですが、墓地などは公開情報です。よって、墓地にあるカードは互いのプレイヤーがいつでも確認することができます。
そしてあまり知られていませんが、エクシーズ素材とその数も公開情報です。よって、素材の情報や何枚素材があるかをいつでもお互いに確認することができます。ただし相手のカードを見るときは声をかけましょう。
裏守備のカードを素材にしたとしてもエクシーズ素材となった時点で公開情報化されますから、アークナイトの下の置く際は表側にしなければなりません。
これは裏守備モンスターをブラックホールで破壊した際に、墓地に置かれると表側になるのと理屈は同じです。
例えば、このように「ホープ」を素材にしている「ビヨンド」を対象にアークナイトの効果を発動。それにチェーンして相手が月の書をビヨンドに使うとします。このときビヨンドはアークナイトの効果解決前に裏になりますが、アークナイトの素材にすることができ、且つ素材になった時点で表側に戻します。
まとめ
長々と書いてしまいましたが、アークナイトを使う際には以下のことに注意すれば良いとわかります。
- アークナイトの対象にしたモンスターが効果解決時に守備表示でも、アークナイトのエクシーズ素材とすることができる
- エクシーズ素材をもつモンスターを取り込む際には、その素材を全て墓地に送る
- エクシーズ素材は全て公開情報なので、裏守備のままエクシーズ素材にする事はできず必ず表側になおす。
アークナイトの効果対象になった場合、月の書では回避できないことがわかりますね。使うならばアークナイトの発動より前のタイミングで使用しましょう。また、《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》も同じ処理をしますので参考にしてください。
余談
ルールマスター認定テストはどうだったでしょうか?このブログが参考になれば幸いです。
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