《応戦するG》が登場しました。今回はこのカードを特殊召喚するための条件について少しだけ掘り下げようと思います。
【応戦するGの効果に関する追記】煉獄の虚夢や増草剤・召魔装着に対して①の効果で特殊召喚は出来ないので注意! | 遊戯王の軌跡
応戦するGが特殊召喚できない魔法カード
「遊戯王の軌跡さん」で紹介されているのが以下の裁定です。
- Question
- 「応戦するG」の『①:相手がモンスターを特殊召喚する効果を含む魔法カードを発動した時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する』効果はどのような場合に発動できますか?
- Answer
- 手札の「応戦するG」の効果は、「死者蘇生」や「名推理」、「モンスター・スロット」など、モンスターを特殊召喚する効果処理を含む魔法カードのカードの発動に直接チェーンして発動する効果です。
「増草剤」や「召魔装着」などの魔法カードの、特殊召喚する効果の効果の発動にチェーンして、手札の「応戦するG」の効果を発動する事はできません。
また、「増草剤」や「召魔装着」などの魔法カードのカードの発動の際にはモンスターを特殊召喚する効果を含んでいませんので、チェーンして手札の「応戦するG」の効果を発動する事はできません。
煉獄の虚無には発動できない
「遊戯王の軌跡さん」では、《煉獄の虚無》に対しては応戦できないが、《ブリリアント・フュージョン》の発動には応戦できると紹介されていますね。
これは、前者が効果の発動で融合を行っているのに対して、後者はカードの発動処理時に融合を行っているからです。
ではそれ以外の魔法カードについてはどうでしょうか?
応戦するGが発動できる条件
ちょっとおさらいです。《応戦するG》は、相手が「モンスターを特殊召喚する効果を含む魔法カードの発動」したときに直接チェーンして発動します。
これは2種類の条件が重なっているのがわかります。
- 相手が魔法カードの発動をしている
- その魔法カードの発動時の処理に特殊召喚効果が含まれている
《死者蘇生》が良い例です。このカードは、カードの発動時にモンスターを特殊召喚する効果を含んでいます。当然、応戦するGはそれにチェーンすることが可能です。そして同時にこの条件は《神の警告》の条件でもあります。
応戦するGが発動できないもの
《煉獄の虚無》が融合召喚をするのは、フィールド上に存在している時に発動する「効果の発動」によるものです。《ブリリアント・フュージョン》と違い、「カードの発動」をしたときの処理には融合を行う処理は含まれません。
カードの発動時に特殊召喚効果を含まない魔法カード
カードを発動するときには特殊召喚を行わず、その後の「効果の発動」で特殊召喚を行うカードです。
- 《歯車街》
- 《ブラック・ガーデン》
- 《神の居城-ヴァルハラ》
例えば、《歯車街》は破壊された時に墓地で特殊召喚効果を発動し、《ブラックガーデン》はモンスターの召喚時等にトークンの特殊召喚効果を発動します。しかしその発動は「カードの発動」ではありません。カードの発動とは、あくまでもフィールド上にカードを発動することをさすためです。
ブラックガーデンをフィールド上に発動する「カードの発動」を行うときには、その発動自体に特殊召喚をする処理は含まれません。また、実際にブラックガーデンによって特殊召喚を行う際には、効果の発動と扱うので《応戦するG》は条件を満たせずこちらも発動ができません。
ユニオン等の魔法カード扱いのモンスターによる効果の発動
装備カードや永続カードになるモンスターもいます。それらが特殊召喚効果を発動しても、それは魔法カードの「効果の発動」扱いですから、応戦することはできません。
ペンデュラムカードの発動
ペンデュラムカードをペンデュラムゾーンに発動しても《応戦するG》は発動できません。ペンデュラムカードの発動にペンデュラム召喚は含まれないからです。
間違いやすいもの
《応戦するG》は、ようは《神の警告》や《王宮の弾圧》の範囲と同じです。それらの判断基準の中でいくつか間違いやすいものを上げます。
魔導書の神判や未来融合
《魔導書の神判》や《未来融合-フューチャー・フュージョン》は、そのカード発動による効果解決時に特殊召喚を行いません。ですから一見すると《応戦するG》を神判にチェーン出来ないように見えます。
しかし、それらはカードの発動を行ってから実際に特殊召喚するまでが一連の処理です。ですからカードの発動時の段階で「特殊召喚効果を副無魔法カードの発動」と判断できるため、神判や未来融合に対して応戦するGを発動することが可能です。
任意で特殊召喚する融合解除
《融合解除》や《カオス・インフィニティ(罠カード)》は、カード発動時の処理で任意の特殊召喚をします。つまり「モンスターを特殊召喚しないこともできる」のですが、その場合でも《応戦するG》を発動する事が可能です。
さらにいうと、《虚無空間》があって特殊召喚できない状況で《融合解除》を発動しても、「モンスターの特殊召喚効果を含む魔法カードの発動」にはかわりないため、《応戦するG》や《神の宣告》を発動することが可能です。
これについては、神の警告でファイヤーハンドを無効にできる理由をまとめた記事があるので、そちらも参考にしてください。
まとめ
- 魔法カードの発動の効果処理に特殊召喚効果を含むものに直接チェーンする
- 魔法カードによる効果の発動にはチェーンできない
- 任意で特殊召喚を行う場合でもチェーンできる
「カードの発動」と「効果の発動」を明確に区別できていないとややこしいと感じてしまうかもしれません。わからなければジャッジ等に確認してすこしづつ理解していくといいでしょう。
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