《沈黙の剣士-サイレント・ソードマン》の登場でちょっとだけ使いやすくなった【サイレント・ソードマン】ですが、レベルごとに魔法カードの無効化に差があります。
- Lv3
-
- このカードを対象とする相手の魔法カードの効果は無効化される
- 永続効果
- Lv4
-
- 1ターンに1度、魔法カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にする
- 任意の誘発即時効果
- Lv5
-
- このカードは相手の魔法カードの効果を受けない
- 任意の誘発効果
- Lv7
-
- このカードがモンスターゾーンに存在する限り、フィールドの魔法カードの効果は無効化される
- 永続効果
- 王宮のお触れと同じ
ここで注目するとならば、Lv4とLv7の無効化の違いです。似ているようですが扱いが若干違います。特に《超融合》のようなチェーンできない魔法カードで顕著に現れます。
超融合を無効にできるのはLv7とLv5だけ
Lv4の沈黙の剣士は、《超融合》や《宣告者の神託》のような「チェーンできない」魔法カードを無効にはできません。無効化するためにはその魔法カードの発動に直接チェーンする必要があるからです。チェーンできないということは、無効にする効果であっても使用ができないことを意味します。
逆にLv7は永続効果なのでチェーンする必要はなく、無効化できます。Lv5は効果を受けないため、超融合を含めて融合素材にはなりません。
沈黙の剣士(Lv4)で無効にできる魔法とそうでないもの
- 沈黙の剣士-サイレント・ソードマン
- レベル4/光属性/戦士族/特殊召喚/ATK 1000/DEF 1000
-
このカードは通常召喚できない。自分フィールドの戦士族モンスター1体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。
(1):自分・相手のスタンバイフェイズに発動する。このカードの攻撃力は500アップする。
(2):1ターンに1度、魔法カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にする。
(3):フィールドのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。手札・デッキから「沈黙の剣士-サイレント・ソードマン」以外の「サイレント・ソードマン」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
レベル4の《沈黙の剣士-サイレント・ソードマン》の無効化は1ターンに1度、魔法カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にする
という任意の誘発即時効果です。この効果は発動した魔法カードの発動に直接チェーンして発動する効果です。
ポイントは「魔法カードの発動」しか無効にできないことです。
例えば、《黒の魔導陣》を手札やセットされた状態から「カードの発動」をする際にはそれを無効にできます。しかし、一度発動してフィールド上に表側表示で存在している《黒の魔導陣》による除外効果にはチェーンできません。これはちょうど《幽鬼うさぎ》の効果と逆になっています。
発動を無効にした魔法カードは全てルールによって墓地に送られます。ですから永続魔法等もフィールドには残りません。ここで注意すべきは「破壊をしない」という点です。《神の宣告》のように「発動を無効にして破壊」ではないので、例えば《アーティファクトの解放》にある「相手のカードで破壊された」という条件を満たしません。《光と闇の竜》や《沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン》と同じ扱いとなります。
- Lv4で無効にできるもの
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- 魔法カードの発動(手札・セットされたカードを表側表示でフィールドに出すこと)
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- 通常・儀式魔法
- ペンデュラムカード
- 永続・装備・フィールド魔法
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- Lv4で無効にできないもの
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- 魔法カードの効果の発動
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- 黒の魔導陣の除外効果
- ブラックガーデンの半減&トークン効果
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- チェーンできない魔法カード
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- 《超融合》
- 《宣告者の神託》
-
レベル7の効果で無効にできる魔法とそうでないもの
- サイレント・ソードマン LV7
- レベル7/光属性/戦士族/特殊召喚/ATK 2800/DEF 1000
-
このカードは通常召喚できない。「サイレント・ソードマン LV5」の効果でのみ特殊召喚できる。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、フィールドの魔法カードの効果は無効化される。
レベル7は全ての魔法カードを無効にする永続効果です。レベル4が誘発即時効果であったために無効にしたい魔法カードに直接チェーンするのに対し、こちらは永続故に無効を宣言する必要もありません。ゆえに《超融合》に事実上の耐性があります。
基本は《王宮のお触れ》の魔法カード版と考えられます。ゆえに同じような弱点があります。発動時のコストを支払うことができますし、《魔導書の神判》の発動カウントにも影響します。
- Lv7で無効にできるもの
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- フィールド上で発動した魔法カードの効果
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- 通常・儀式魔法
- ペンデュラムカード
- 永続・装備・フィールド魔法
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- 既にフィールド上に存在している魔法カードによる効果の発動や永続効果
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- 《炎舞-天キ》の攻撃力アップ効果
- 《ブラック・ガーデン》等の攻撃半減&トークン効果
- 無効化されても墓地には送らない
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- 装備カード(魔法)扱いのモンスター
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- 《甲虫装機ホーネット》による装備カード状態の効果
- 無効化されても墓地は送らない
- 《ブラック・ガーデン》等の効果は発動するが、無効化される
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- 発動した魔法カードが効果解決時にフィールド上に存在しなくとも、その効果は無効になる
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- 《非常食》のコストで通常魔法を墓地に送ってもその効果はLv7によって無効になる
- 《甲虫装機ホーネット》が自身を墓地に送って効果を発動しても「装備魔法の効果の発動」なので無効になる(フィールド発動扱い)
- 《超融合》にはチェーンする必要が無いので無効にできる
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- Lv7で無効にできないもの
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- 既に効果処理が終わっている魔法カードの効果
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- 《突進》の効果が既に適用されている状態でLv7を出しても攻撃力は元に戻らない
- 《青天の霹靂》の効果処理後にLv7を出しても残存効果で手札に戻る
- 《帝王の烈旋》の効果適用後にLv7を出してもそれが適用されたモンスターを相手はリリースできる
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- 効果外テキストやそもそも無効にできないもの
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- 《強欲で謙虚な壺》の「1ターンに1度」や「特殊召喚できない」
- 「自分は「DD」モンスターしかP召喚できない」は無効化できない
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- フィールド外の魔法効果
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- 《ジェムナイト・フュージョン》の墓地効果
- 《復活の複音》の身代わり効果
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- 維持コストやカード効果ではない自壊
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- 《水神の護符》や《光の護封剣》の自壊
- 《平和の使者》のライフコスト
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沈黙の剣の効果で攻守が上がらないのはLv5のみ
《沈黙の剣》は「このカードの発動と効果は無効化されない」ために、Lv3,4,7が存在しても問題なく攻守増減効果が適用されます。Lv7であっても「無効化さえない」までは打ち消せないためです。
しかし、L5は「効果を受けない」という永続効果です。効果自体を無効にはしていません。自身に魔法効果が適用されないようにしているため、攻守はあがりません。
まとめ
特にLv4と7の比較についてまとめます
- 《超融合》を発動した場合、Lv4はそれにチェーンできないので無効化できないが、Lv7は永続効果で無効にすることができる
- Lv4は「カードの発動」にチェーンすることしかできない。Lv7はカードの発動だけでなくフィールド上であれば効果の発動や永続効果も無効にできる
- どちらも墓地等のフィールド外で発動した魔法カードやその効果を無効にはできない
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