テキストを見ただけでわかる「対象を取る効果」の簡単な見分け方

遊戯王でよく問題となるのが「対象をとる」と「対象をとらない」の区別です。私も初心者の頃はだいぶ苦しみました。しかしある程度の工夫があればそれほど難しくはありません。ここではテキストを見てもよくわからないときに区別する簡単な方法があります。

かくれんぼ中の男性

それはテキストに〜を選択して発動」という記述があるか探すだけです。この記述があればその効果は対象を取り、残りは対象をとらない、とおぼえてしまうとわかりやすいです。全てに当てはまるものではありませんが、テキストだけで判断するときにはとても便利な方法です。

[参考]よくわかる、対象をとると取らないカードの違い

なお、この記述があっても対象を取る効果はあります。またカード1枚に複数の効果が入っている場合には一方は対象を取りもう片方は対象をとらないこともあります。いろんな場合が想定されますが、簡易的な見分け方としてオススメです。

例えば受験や日常会話で必要とされる英単語・熟語は2500ほどです。それに比べれば遊戯王のカードを丸暗記して対象を取るかどうかを覚えるのは決して難しくはありません。ただ、根気と時間がいるので学生にそれをさせるのは無駄でしょう。丸暗記だけではダメ。

楽で早いのは「パターンを覚える」ということです。遊戯王のテキストは自由度が高いとはいえ、ある程度の法則性があります。それを理解して重要なカードを覚えるだけでほとんどは大丈夫です。

1:効果のなかに「〜を選択して発動」という記述があるかを探す

実はこれだけでかなり多くの効果を仕分けすることができます。対象を取る効果は、その発動時に効果を及ぼすカードを選択するのが決まりです。逆にいえば「発動時に選択しない効果は対象をとらない」のです。

例えば《死者蘇生》は墓地の蘇生したいモンスター1体を発動時に選択します。そして効果解決時にその選択したモンスターだけを特殊召喚します。これは明らかに墓地のモンスター1体を対象にとっています。テキストを見てみましょう。

《死者蘇生》 自分または相手の墓地のモンスター1体を選択して発動できる。 選択したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。

死者蘇生は墓地のモンスター1体だけを対象にしますが、《恐牙狼ダイヤウルフ》は場のカード2枚を対象に取る効果です。このように複数を対象に取ることもありますが、共通するのは「発動に効果を及ぼす対象を選択する」ということです。いわゆる「表記の揺れ」はあるもの、このような死者蘇生やダイヤウルフのテキストに沿ったカードは対象を取るのだとわかります。

なお、必ず最新のテキストのカードを使用することをおすすめします。古い記述の中にはわかりにくいものが多数あるからです。

2:対象をとる代表的なカードを覚えてしまう

手を当てて考える男性

遊戯王で使用頻度の高いカードはある程度決まっています。また使用されるデッキの種類もせいぜい30程度。この中にある対象を取るカードを覚えるのはそう難しくはありません。

よく見かける対象を取るカード(効果)
  • 《死者蘇生》
  • 《サイクロン》
  • 《月の書》
  • 《強制脱出装置》
  • 《禁じられた聖槍》
  • 《RUM-リミテッド・バリアンズ・フォース》
  • 《安全地帯》
  • 《デモンズ・チェーン》
  • 《リビングデッドの呼び声》
  • 《転生の予言》
  • 《No.101 S・H・Ark Knight(サイレント・オナーズ・アークナイト)》(モンスター吸収効果)
  • 《セイクリッド・トレミスM7》
  • 《閃こう竜 スターダスト》
  • 《エフェクト・ヴェーラー》
  • 《神竜騎士フェルグラント》
  • 《ダーク・アームド・ドラゴン》
  • 《D.D.クロウ》
  • 《幻獣機ドラゴサック》(破壊効果)
  • 《輝光子パラディオス》
  • 《海皇の狙撃兵》(魔法・罠破壊効果)
  • 《焔征竜ーブラスター》(破壊効果)

これらのカードは誰もが一度は見たことのあるカードです。遊戯王を始めたばかりの人でもストラクチャーデッキなどで見ることができます。例えば「安全地帯」のテキストは以下のようになっています。

フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。 選択したモンスターは相手のカードの効果の対象にならず、戦闘及び相手のカードの効果では破壊されない。(以下略)

カードを発動するときにフィールド上のモンスターを対象に選択しているのがわかります。そして対象にしたモンスターに対して破壊耐性と自壊を加えます。このようなパターンは他のカードにも見られるのでよく確認して下さい。

3:実際に動かしてみる

白目をむいて掴み合いの喧嘩をするサラリーマン

対象にとるカードを実際に発動してみると理解が深まります。

例えば「禁じられた聖槍」を自分モンスターに発動し、チェーンして「強制脱出装置」をそのモンスターに使ってみます。どちらも対象を取るカードですから、それぞれの発動宣言時にどのモンスターに効果を及ぼすのかを選択します。

この場合、強制脱出装置で対象にしたモンスターが持ち主の手札にもどり、その後で聖槍の処理が行われます。しかし聖槍が対象にしたモンスターが解決時にフィールド上にいません。よって「効果の対象不在」で聖槍は不発になってしまいます。

難しい処理ではありません。しかしこれは「対象を取る効果は、対象にしたカードに対してのみ効果を与えられる」ということを意味しています。解決時に対象にしたカードが別の場所に移ると効果が適用できないこともあります。死者蘇生も解決時に墓地からモンスターがいなくなると特殊召喚できません。

4:でもやっぱりわからない。そんなときはwikiを引け

毒りんごを食べた森ガール

この判別方法はあくまでも簡易的なものです。一番はやはり遊戯王wikiや公式データベースから探すこと。特に新規の中にはわかりづらいものが多数ありますから、公式裁定が出るまで保留になることもあります。最近では「スキル・プリズナー」は対象を取るカードの中でも珍しいものだといえます。

その他、細かいことに関しては遊戯王wikiの「対象をとる(指定する)効果」に詳しく載っています。