これから不定期ですが、遊戯王OCG検定の予想問題を書こうと思います。大したものは作れませんが、少しでも価値ある合格者を排出したい所存です。
魔轟神獣ユニコールで無効にできるもの・できないもの
- 《魔轟神獣ユニコール》の効果によって無効・破壊できるものは次の内どれか
-
- 相手フィールド上にある、元々の持ち主が自分である《スターダスト・ドラゴン》の効果の発動
- 《コアキメイル・デビル》の「エンドフェイズにこのカードを破壊する」という処理
- 《影霊衣の術士シュリット》の「このカード1枚で儀式召喚に必要なレベル分のリリースとして使用できる。」という効果
- 《パワー・ボンド》を発動処理後に発生するダメージを受ける効果
解説
正解は「(1)スターダストの無効化効果」です。これは元々の持ち主が自分となっていますが、相手が発動しているので相手の効果として無効にできます。
それ以外は全て、発動しないか、あるいは効果ではないものです。
コアキメイルの共通自壊は、全て維持コストによるものであって、それ自体はモンスター効果扱いにはなりません。モンスター効果ではないのでユニコールでは無効にできませんね。
シュリットのリリース軽減は分類のないモンスター効果で、発動はしません。後半の効果は発動するのでそちらは無効化できます。
パワーボンドは、その発動を無効にはできますが、発動処理後のダメージはチェーンブロックを作りません。ですから無効化できません。
ここのポイントは「ユニコールは相手のカードや効果の発動だけを無効にする」ということ。転じて、発動するものはどれかを理解している必要があります。
永続効果による無効・破壊ということに注目する
次はユニコールの永続効果による無効に着目します。
- 《魔轟神獣ユニコール》の効果によって無効・破壊できないものは次の内どれか
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- 《魔轟神獣ユニコール》との戦闘によるダメージステップ開始時に発動する《カタストルの影霊衣》の効果の発動
- スタンバイフェイズでの《セフィラの神撃》(カウンター罠)の発動
- ドローフェイズでの《超融合》の発動
- 《魔轟神獣ユニコール》を戦闘破壊したダメージ計算後に発動する《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》の効果の発動
解説
正解は「(4)の開闢の効果」です。「できない」という設問にも注意ですね。
ユニコールの無効化は永続効果であるため、基本的にどのタイミングで発動した効果であっても無効にできます。しかし、自身が戦闘破壊されたダメージ計算後のタイミングは、その永続効果が適用されない状態であるため、開闢の効果を無効にできません。
【参考】カオス・ソルジャーが幻層の守護者アルマデスを戦闘破壊した場合 | yugioh-hack.com
逆に、カタストルの影霊衣の効果はダメージステップ開始時に発動し、その時点ではユニコールの永続効果は適用されています。
セフィラの神撃はカウンター罠ですが永続無効で防げます。
超融合は、それ自体にチェーンはできなくとも、永続効果による無効なので解決時に無効化されます。
なんでユニコール?
何故、ユニコールを使ったかというと「永続効果による無効・破壊」という珍しいパターンだからです。また手札枚数によって無効にできるかどうかも変わってくるなど、出題者の意図が明確に伝わるカードでもあります。
なぜ今まで使わなかったのかが不思議ですが、設問にちらっとでていたので次回からは採用されるかもしれませんね。
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