【Ingress】EXO5大阪のシャードシャトルをシーケンス図にしてみた

男性は奪われたポータルを再び取り返そうとしています

EXO5大阪まで一週間をきりました。今回大きく変わった3つの要素「シャードシャトル」「リンクフリンジー」「アノマリーポイントの採点方法」ですが、この中でも特にわかりづらいシャードシャトルについて概要を説明します。

アノマリーに参加したことがない方や、シャード戦等が初参加という方にはとても厄介な競技に思えるでしょう。非常に簡単にいうと「シャードという玉を動かしてUPVを稼ぐ競技」です。

シャードとは何か

シャードとはアノマリーやグローバルシャード等の特別なイベントで出現する光る欠片のことです。玉転がしをイメージすることから、俗に「玉」とも呼ばれます。下の図はグローバルシャードで使用したものです。どのような形・色になるのかはわかりません。

グローバルシャード

シャードシャトルでは何をすればいいのか

シャードを直接干渉することはできません。しかし浮いた状態のシャードはポータル間のリンクを一定の法則に従って移動します。つまり、自軍のノードに向けてシャードを誘導するのがこのゲームの趣旨です。

シャード戦では主に3つの行程があります。

  • シャードのあるポータルを自軍のものにする
  • リサーチノードを自軍のものにする
  • シャードとリサーチノード間をリンクする

絶えず移動してしまう目標物を捉えて正確に誘導する、非常に難易度の高いゲームだとわかります。しかも1つのリサーチノードに集めるだけでは得点にならず、大量得点には自軍のあらゆるリサーチノードにシャードを入れないといけません。

シャードシャトルのアノマリーゾーン

Exo5-Day1-001-Osaka

使用するアノマリーゾーンはこの色がついた部分全体です。

ルール

ルールについて解説図をつくりました。

なお公式からの文章を元に作成しているだけです。詳しい情報は必ず公式文章を見てください。公式もしれっと改定されていることがあるので要注意です。

シャードシャトル総合ルール1-2

シャードシャトル総合ルール3-4

シャードシャトル総合ルール5

シャードとリサーチノード

大阪のEXO5に関しては、シャードは全体で91個、リサーチノードは各陣営に32個割り当てられます。リサーチノードはオーナメントという光る輪で記されているのでスキャナーやIntelMap上でもわかりやすいかと思います。

リサーチノードは(恐らく)固定です。

シャードは大阪のフェイズ2開始10分前にはスキャナー・IntelMap上で出現するとあります。

リサーチノードの役割

ポータル上に浮遊しているシャードを集める目印がリサーチノードです。ここにシャードが初めて到達すると、そのリサーチノードの陣営に1ポイントが入ります。仮にRESがオーナーである黄色のリサーチノードにシャードが到達した場合、得点はRESではなくリサーチノードの側であるENLに入ります。

また、1つのリサーチノードに加算されるのは1度きりとなっています。最初にシャードが到達して以降に再びシャードがそのリサーチノードに来ても、得点にはなりません。UPVと同じ原理です。

シャードの移動に関するルール

これは非常に細かい部分です。

シャードはポータルとそのリンク上を移動します。この移動はプレイヤーの任意で行えるものではなく、5毎に1分間ジャンプタイミングが発生します。この1分間のどこかで自動的にジャンプするのです。

さらにどんなポータルでもジャンプするわけではなく、お互いにポータルレベルが4以上になっているリンク間のみです。さらにいうと過去13分間にいたポータルには戻れないという仕様もあります。

これらを理解した上で、シャードを効率よく移送しなければなりません。とても大変ですね。

シーケンス図(もどき)

公式文章の図が最もわかりやすいのですが、あれだと時系列を追いづらいのでシーケンス図にしてみました。シーケンス図で有名になった事件を覚えていますか?単なる工業用のツールだと思っていたんですが、こういう使い方もあるんですね。

まとめ

ここに書いたのはEXO5大阪アノマリーで行う3つの競技の1つ、シャードシャトルに関する概要です。概要を少しでも把握するのはとても重要です。現場でとっさの判断をするときに大きな差となるからです。

アノマリーのルールは開催される毎に改定される上に、過去には開催数日前に全ての情報がでるという鬼畜仕様でした。戦略を事前に建てさせない工夫なんでしょうが酷いですね。今回のように難しい競技があると、3週間も前にルール出されるのは非常にありがたいです。

ところで、初参加者はアノマリーの上級者には遅れを取るのでしょうか?

もちろん歴代のシャード戦経験者は有利かもしれませんが、今回のシャードシャトルは近年のアノマリーを見ても最難関(最初期のグローバルシャードは別格のやばさ)であり完全に初見の競技です。殆どの人が素人同然で何をしたらいいのか全然わからないかと思います。1時間は本当にあっという間です。

緻密な情報戦やチームワークも大事ですが、今回のような動きの激しいシャード戦では個人のひらめきやフットワークが何より大事だと思います。集団で動くにもかなり難しいので、ソロで自由な動きをする人が活躍できる競技かもしれません。