多くの大会で実績を残している【征竜】。最上級モンスターをこれでもかと詰め込んだデッキ構成ながら、柔軟性・展開力・攻撃力が非常に高いのが特色です。使ったことのない人でも、一度は対戦したことがあるのではないでしょうか?
※New:征竜が2014年2月から準制限入りとなりました。
ここでは【征竜】における要である最上級生竜の共通効果と、それを使う上での注意点などをわかりやすく解説します。
征竜の共通・固有効果
征竜は名前とドラゴン族以外に効果の面での共通点があります。
- 最上級征竜の共通点
-
- 【起動】自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族または○属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。
このカードを手札・墓地から特殊召喚する。 - 【誘発】特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
- 【起動】また、このカードと○属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、(固有の効果)。
- 【誘発】このカードが除外された場合、デッキからドラゴン族・○属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
- 【ルール】「(同名モンスター)」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
- 【起動】自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族または○属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。
最上級の四征竜にはこれら五つの効果が備わっています。
征竜 | 属性 | 固有効果 |
---|---|---|
巌征竜ーレドックス | 地属性 | 墓地のモンスター1体を蘇生 |
瀑征竜-タイダル | 水属性 | モンスター1体をデッキ→墓地 |
焔征竜-ブラスター | 炎属性 | フィールド上のカード1枚を破壊 |
嵐征竜-テンペスト | 風属性 | デッキからドラゴン族1体をサーチ |
【ポイント1】自身の特殊召喚は起動効果 コストとして2枚を除外する
《瀑征竜-タイダル》は墓地にあるドラゴン・水属性を除外して自身を特殊召喚できます。
- 瀑征竜-タイダル
-
星7/水属性/ドラゴン族/攻2600/守2000
自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族または水属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
また、このカードと水属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、デッキからモンスター1体を墓地へ送る。
このカードが除外された場合、デッキからドラゴン族・水属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
「瀑征竜-タイダル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
この特殊召喚はモンスターの起動効果によるものです。発動時にコストとしてこのカード以外の2枚を除外します。この特殊召喚を妨害するにはモンスター効果を無効にするカードが必要です。具体的に言えば神の宣告ではなく、神の警告です。
なお、この起動効果の発動コストにできるのはドラゴン族or水属性であり、ドラゴン×2や水属性×2をコストにすることができ、またドラゴンか水属性のどちらかを満たしていれば大丈夫。
具体的に言うと《ダーク・アームド・ドラゴン(闇)》+《霧の王(魔法使い族)》の組合せが可能なのです。
【ポイント2】手札に戻るタイミングは、そのカードのコントローラーから見て相手のエンドフェイズ
自身を特殊召喚した場合、相手のエンドフェイズに手札に戻ってしまいます。この効果は強制の誘発効果です。
- 焔征竜-ブラスター
-
星7/炎属性/ドラゴン族/攻2800/守1800
自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族または炎属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
また、このカードと炎属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
このカードが除外された場合、デッキからドラゴン族・炎属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
「焔征竜-ブラスター」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
ブラスターを自分のメインフェイズに特殊召喚した場合、自身の手札に戻るのはそのコントローラから見た相手プレイヤーのエンドフェイズです。
相手にコントロールが移った場合、手札に戻るタイミングが変わってくる
ミラーマッチなどで相手の《No.11 ビッグアイ》などに自身の征竜を奪われることがあります。そのときには、奪った相手プレイヤーがそのカードのコントローラとなります。よって、プレイヤーAが特殊召喚したブラスターがプレイヤーBに奪われたのならば、その相手であるプレイヤーAのエンドフェイズに手札に戻ります。
なお、必ず「本来の持ち主の手札」に戻さなければいけません。
他のカードによる特殊召喚でも手札に戻る
例えば《死者蘇生》による特殊召喚でも、エンドフェイズに手札に戻ります。自身に備わった特殊召喚以外でも戻ってしまうのは注意してください。
【ポイント3】手札から墓地へ捨てて発動する効果は手札発動の起動効果
《巌征竜-レドックス》は自身と地属性モンスターを墓地に捨てて発動し、墓地のカードを蘇生する効果を持っています。
- 巌征竜-レドックス
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星7/地属性/ドラゴン族/攻1600/守3000
自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族または地属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
また、このカードと地属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、自分の墓地のモンスター1体を選択して特殊召喚する。
このカードが除外された場合、デッキからドラゴン族・地属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
「巌征竜-レドックス」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
征竜には二つの起動効果が備わっています。1つは自分自身を手札か墓地から特殊召喚する効果。もう1つは自身と同属性カードを捨てて発動する固有の効果です。
二つ目の起動効果はカード毎に違うのですがいくつか覚えて置かなければいけない共通事項があります。
効果は手札で発動している
発動場所は手札です。オネストやエフェクト・ヴェーラーと同じ扱い。墓地発動ではありませんので注意。
発動のコストは墓地に捨てなければいけない
例えば場に《マクロコスモス》があれば墓地に送られるカードは全て除外されてしまいます。その状況でも特殊召喚効果は使えますが、2つ目の起動効果は発動自体出来ません。なぜならば、捨てるべき場所が「墓地」だと明記されているからです。その場所に捨てられない状況である場合には発動不可となります。
1つのコストで発動できる征竜の効果は1つだけ
これは本当に基本的なことです。例えばレドックスは地属性なので、レドックス2枚で起動効果のコストにできます。しかし捨てた2枚のうち発動できるのは1枚だけ。なぜならば、1枚のレドックスの効果発動のために2枚のレドックスを墓地に送ったからです。1つのコストで2つ分の効果を使おうとしてはいけません。
また、同名カードの効果は1ターンに1度だけという制限もあるので2重の意味で発動ができません。
【ポイント4】除外時の効果はどこから除外されても発動可能
征竜の共通効果で一番使いやすいのが除外時のサーチ効果。これはドラゴン族ならばどんなカードでも呼ぶことのできる強力な効果です。
- 嵐征竜-テンペスト
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星7/風属性/ドラゴン族/攻2400/守2200
自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族または風属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
また、このカードと風属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、デッキからドラゴン族モンスター1体を手札に加える。
このカードが除外された場合、デッキからドラゴン族・風属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
「嵐征竜-テンペスト」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
注目すべきはその効果の発動条件。「このカードが除外された場合〜」とあるため、
- フィールド・手札・墓地・デッキのどこから除外されても発動可能
- 発動コストやチェーン2以降のカードで除外されても発動可能
という側面があります。
例えば、《黄金の封印櫃》《フューチャー・ヴィジョン》によってデッキやフィールドから除外された場合にもサーチ効果を発動します。
【ポイント5】効果を使えるのは1種類につき1つの効果だけ
征竜で最も間違いやすいのが、「〜」の効果は1ターンに1度しか使用できない、という制約です。
例えば、《巌征竜-レドックス》2枚(A,B)が手札にあるとします。この中のA1枚を除外してもう1枚Bを手札から特殊召喚したとします。その場合、Aは手札から除外されたことでドラゴン族をサーチする効果の条件を満たしました。しかし、5つ目の制約によってサーチ効果発動できないことになります。
「巌征竜-レドックス」は4つの効果を持っています。
- 『このカードを手札・墓地から特殊召喚する』効果
- 『特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る』効果
- 『自分の墓地のモンスター1体を選択して特殊召喚する』効果
- 『このカードが除外された場合、デッキからドラゴン族・地属性モンスター1体を手札に加える事ができる』効果
この4つの効果のうち、いずれか1つを1ターンに1度だけ発動する事ができます。 (2013-03-14)
「巌征竜-レドックス」の『1ターンに1度しか使用できない』について教えてください。
さいごに
【征竜】は共通ルールが多いので暗記することをおすすめします。
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