《竜の交感》の手札を見せるタイミングとシャッフルについて

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「EXTRA PACK -SWORD OF KNIGHTS」で登場した《竜の交感(りゅうのこうかん)》。ドラゴン族のサポートカードとしてはかなり汎用性のある良カードです。

短いテキストですが、使い方を間違えないように解説します。なお、「交換」と「交感」をかけているので検索する際には気をつけてください。

ポイント

  1. デッキに交換できるカードがないと発動できません
  2. 手札を見せてデッキに戻すのは効果処理時
  3. 戻した後はデッキをシャッフルします

竜の交感/Draconnection
通常魔法
手札のドラゴン族モンスター1体を相手に見せ、
見せたモンスターと同じレベルのドラゴン族モンスター1体をデッキから手札に加える。
その後、見せたモンスターをデッキに戻す。

デッキに交換できるカードがないと発動自体出来ません

とても基本的なことですが、竜の交感を発動するためには手札に戻せるカードが有りデッキに同じレベルのドラゴン族が存在している必要があります。このどれかが満たせない場合には発動そのものを行えません。

また、手札が竜の交感だけである場合にも発動ができません。

遊戯王ではデッキのなかのカードは「プレイヤーが全て認識している」という扱いですから、「デッキにカードがないなんて知らなかった」という言い訳は基本的に通用しません。万が一デッキにカードがないのに発動してしまった場合には、ジャッジに判断してもらいましょう。

効果処理時にデッキに同レベルのカードが無くなったり、手札のドラゴンがなくなった場合

発動するときには問題なくても、相手が《マインドクラッシュ》などで手札のドラゴン族を狙ったり、あるいはデッキ破壊を受けてドラゴン族がデッキから墓地に送られてしまった場合にはどうなるでしょうか?

そのようなときにはデッキや手札を相手に開示することで、竜の交感が不発になることを示します。ただし相手プレイヤーが開示する必要のないことを告げれば何も見せなくて構いません。

手札を見せたり戻すのは効果処理時。発動時ではありません

大事なことですが「《竜の交感》の発動時には何も行わない」ということを覚えておいてください。発動時には手札のドラゴン族を相手に見せることはありません。相手に見せるのはあくまでも効果処理時です。

また、戻すカードも手札に加えたカードも相手に確認できるようにしなければいけません。最悪、不正行為とみなされてしまいますから。

見せたカードをデッキに戻したらシャッフルしてください

テキストには書かれていませんが、デッキにカードを戻したらシャッフルします。シャッフルしないのは「デッキの一番上(下)に戻す」などのテキストがある場合だけです。シャッフルそのものは《竜の交感》の効果外ですが、ルールとして必ず行います。

なお、最後にシャッフルすればいいので見せたカードを戻す位置は特に決まっていません。

念のため言っておきますが、手札と交換できるのは「メインデッキのドラゴン族」です。エクストラデッキにあるカードと交換は絶対に出来ません。

相性の良いカード

《竜の交感》そのものはドラゴン族全般で使える汎用カードです。ただし使うとすれば《白竜の忍者》などのデッキにないと出せないモンスターや《青眼の白龍》などのデッキからも容易に持ってこれるカードと相性が抜群です。

特に「青眼竜轟臨」で登場する《青き目の乙女》や《竜の霊廟》と相性がバッチリです。

基本的には、サーチ手段の豊富なモンスターとそうでないモンスターを交換するといった使い方をするでしょう。【征竜】に入れると凶悪さがさらに増すことが予想されます。