遊戯王は他のTCGと違って独自の概念を多く持っています。
そのなかで有名なのは「チェーン」です。これは英語で言う"Chain"のことです。
チェーンは何かを理解しよう
遊戯王ではこの『チェーン』という言葉を頻繁に使用します。初心者だからといって避けられるものではありません。わからないと本当に遊戯王をプレイできなくなります。
チェーンの特徴
- チェーンの特徴
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- 複数のカードを発動するときにその発動の順番を決めるための言葉です
- チェーンの順番によって効果が無効になったりします
- 相手のカードにチェーンすることも、自分のカードにチェーンすることもできます
- 最初の発動を「チェーン1」と数え、以降は「チェーン2」「チェーン3」と増えていきます
- チェーンは際限なく積み上げる(組む)ことができます
- 最後に発動したチェーンから処理を行います。これを逆順処理といいます
- 積み上げたチェーンを処理するときには、カードや効果の発動ができません
チェーンとは一言で言うと「カードや効果の発動をつなげて順番に処理する概念」です。他のカードゲームでは、「カードを発動→そのカードの効果を処理」ということを1枚ごとにやるのが基本です。
遊戯王でもカードの発動と処理は1枚ごとにできるのですが、それを複数つなげることが可能です。これによって、相手の発動したカードを自分のカードで妨害したり、或いは本来無効になるカード効果を有効にするなどの複雑な処理が可能になるのです。
チェーンを理解するために必要なルール
- スペルスピード
- 好き勝手にカードを組むことはできません。カードや効果ごとに設定されたスペルスピードを基準にチェーンを組まなければいけません。
- 優先権
- チェーンを組む順番で効果が無効になることもあります。そこで発動できる権利を明確にするため、優先権という言葉を使います
- 逆順処理
- チェーンとは発動の順番をきめる考え方です。しかし実際の処理は一番最後に組んだカードからです。これを逆順処理と言います。
チェーンを理解するためには上記の3つのルール(考え方)が必要です。これらを理解して覚えれば、遊戯王のルールの7割がた完成です。他にもダメージステップのルールやタイミングを逃すかどうかのルールもあります。しかし基本ができていなければどうしようもありません。
ルールを守るにはルールを知っている必要があります。そうしないと楽しいデュエルは絶対に出来ません。
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