《アポクリフォート・キラー》がロンゴミアントを処理できる理由

アポクリフォート キラーならロンゴミアントやヴェノミナーガさえも墓地に送ることができる

アポクリフォート・キラーの効果で墓地に送れるモンスター

アポクリフォート・キラー
アポクリフォート・キラー 遊戯王 ネクスト・チャレンジャーズ(NECH)シングルカード
効果モンスター 星10/地属性/機械族/攻3000/守2600 このカードは特殊召喚できず、自分フィールドの「クリフォート」モンスター3体をリリースした場合のみ通常召喚できる。 (1):通常召喚したこのカードは魔法・罠カードの効果を受けず、このカードのレベルよりも元々のレベルまたはランクが低いモンスターが発動した効果も受けない。 (2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、特殊召喚されたモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。 (3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。相手は自身の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送らなければならない

アポクリフォート・キラー》は「クリフォート」3体をリリースしてアドバンス召喚する非常に重いモンスターですが、その重さに見合った強力な効果を持ちます。

2014年7月20日現在の裁定によれば、この《アポクリフォート・キラー》はモンスター効果を受けない《No.86 H-C ロンゴミアント》《始祖竜ワイアーム》さらに《毒蛇神ヴェノミナーガ》までも墓地に送ることが可能です。

これはアポクリフォート・キラーは相手プレイヤーに直接作用する効果であって、モンスターに影響するわけではないからです。

モンスター効果を受けないモンスター例(表記を変更しました)
《No.86 H-Cロンゴミアント》
《始祖竜ワイアーム》
《毒蛇神ヴェノミナーガ》
《CX 風紀大宮司サイモン》
《鋼鉄の巨兵》
《機動要犀トリケライナー》
《ヴェルズ・タナトス》
《神竜騎士フェルグラント》

アポクリフォート・キラーの起動効果は何を意味しているのか

アポクリフォート・キラー》のテキストをよく見てみると「相手は自身の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送らなければならない」とあります。 つまりこの効果は、カードをアポクリフォートが効果で送っているのではなく、あくまでも「相手プレイヤーに送らせる効果」だといえます。「地縛神」の攻撃対象に選択できない効果に近いかな。

アポクリフォート・キラーは相手プレイヤーに効果を及ぼし相手が墓地にカードを送るためモンスター効果を受けないロンゴミアントも墓地へいく

《アポクリフォート・キラー》の効果を発動した場合、その影響をうけるのは相手プレイヤーである以上、墓地送られたカードはアポクリフォート・キラーの効果で送られた扱いではありません。

この墓地送りの処理はコストでも効果でもない分類のない方法。よって様々なカードの発動条件を封じるというわけです。これは遊戯王の処理としてはかなり珍しい部類に入ります。

当然ですが「対象をとらない効果」です。

効果じゃないから「シャドール」も怖くない、はちょっとウソ

効果で墓地に送られないといけないシャドールドラゴンは効果を発動できない

効果で墓地に送らないので様々なメリットが発生します。

代表的なところで《シャドール・ドラゴン》の(2)の効果を発動させないようにすることが可能です。このカードは「効果で墓地に送られた場合」にのみ発動できるため、効果送りではない《アポクリフォート・キラー》は天敵と言えます。

素材5体のロンゴミアントも墓地に行く

《No.86 H-C ロンゴミアント》は、エクシーズ素材3つ以上あるときはあらゆるカード効果を受けません。当然、《超融合》も受けないことになります。

しかし、そんなロンゴミアントでもアポクリフォート・キラーによる除去は受けてしまいます。アポクリフォートはプレイヤーに墓地送りを強要するため、モンスター効果による墓地送りではないためです。

破壊やリリース扱いではない

細かいことですが、この墓地送りの処理は「破壊」や「リリース」などではないため、例えば聖刻龍や竜星の効果は発動しません。

フェルグラントでも守れない

対象をとる効果でもないため、効果解決時に相手フィールド上に存在するあらゆるモンスターが影響下に入ります。フェルグラントや実力伯仲などのカードで守っていてもそれは変わりません。

トークンは消滅し、ペンデュラムはエクストラへ

墓地に送る処理をしますが、トークンを相手が選べば消滅し、ペンデュラムならばエクストラへ送られます。

墓地の送るカードは相手が選択する

弱点というほどではないですが、墓地に送るカードは相手が選択します。大量展開されている状況ではそれほどの影響はないかもしれません。

エルシャドールの効果は発動してしまう

とはいっても、墓地にカードを送る事実は変わりません。よって《エルシャドール・シェキナーガ》等の「墓地に送られた場合」という効果は、アポクリフォートによる除去でも発動条件を満たします。エルシャドールは墓地に送られる方法を問わないからです。また《E・HERO アブソルートZero》も効果を発動します。もっとも、その効果ではアポクリフォートは破壊されませんが。

アポクリフォートは最高峰の除去だが使い勝手が悪い

遊戯王では《クイーンマドルチェ・ティアラミス》の「デッキバウンス」という最高峰の除去があります。アポクリフォートもそれには及びませんが、この墓地に送りは非常に効果的な除去と言えます。

ただ、1体しか墓地に送れないためそのまま使うにはアドバンテージが殆どありません。どうせなら、魔法・罠効果を受けな耐性を利用して《ブラックホール》などを使うのが効果的だったりします。

アポクリフォートの効果を効果的に使うならば、ティアラミスやトリシューラなどでも除去できないようなモンスターに対して使うしかありません。また、相手の場が豊富なほどこのカードだけでは巻き返しが難しいという問題もあります。そういう意味では「ロンゴミアントキラー」ですね。

あえていうならば【クリフォート】とのミラーマッチになった時にこそ生きるカードと言えます。《アポクリフォート・キラー》自身も《アポクリフォート・キラー》によって除去されるためです。

なお、そのアポクリフォート・キラーへの対策として《No.52 ダイヤモンド・クラブ・キング》や《H-C エクスカリバー》が存在しています。意外とあっさりやられるわけですね。

【参考】「アポクリフォート・キラー」対策としての「H-C エクスカリバー」