儀式召喚のリリースに必要以上のモンスターをリリースすることはできない

儀式魔法を使うとき、余計なモンスターをリリースできない

暗闇に咲くヒガンバナ

儀式召喚にはそのレベルに応じたモンスターをリリースしなければいけません。例えば《彼岸の鬼神ヘルレイカー》を《善悪の彼岸》によって儀式召喚するためには、レベルの合計が6以上になるようにモンスターをリリースします。ですから、レベル3の《彼岸の悪鬼グラバースニッチ》と《彼岸の悪鬼スカラマリオン》をその効果でリリースすることもできますし、レベル10の《イビリチュア・ジールギガス》をリリースすることもできます。

ただし、レベルの合計に達してなお、さらに超過してモンスターをリリースすることはできません

例えばレベル4・3・1のモンスターが手札にある場合、それらをヘルレイカーのリリースにするためにはレベル4・3だけで足ります。ですからレベル1のモンスターは儀式召喚のためにはリリースできません。

儀式魔人リリーサー》のように儀式に使うことでメリットを生むカードを、何体もリリースすることはできないということです。

儀式召喚のリリースは過不足なく行う

それは、例えばアドバンス召喚によって2体より多いモンスターをリリースできないのと同じです。

パーフェクトルールブックにもそのことが載っています。

儀式召喚のリリースに、必要以上の数のモンスターをリリースすることはできない

例:「破滅の儀式」を発動して「レベルの合計が7以上になるようにモンスターをリリースしなければならない」効果を処理する場合、1体でレベルの合計が7以上になるレベル7のモンスターとレベル2のモンスターをリリースすることはできない。レベル5のモンスターとレベル4のモンスターをリリースすることはできる

パーフェクトルールブック

というわけで、今回は「儀式召喚のリリースには必要十分な数のモンスターしかリリースできない」という当たり前のようであまり意識されていないことを取り上げました。