今回は《速炎星-タイヒョウ》の効果を解説します。
タイヒョウは炎星をリリースして発動し、デッキから演舞をサーチできるというとても使い勝手の良いカード。【3軸炎星】で見かけることもあるでしょう。
ただ、裁定をよく確認しない人が相手ターンにこの効果を使うことが稀にあるそうです。そういう間違いをしないようにいくつか解説します。
- タイヒョウの効果は起動効果
- 召喚・特殊召喚の方法は問わず、ダメージステップで特殊召喚しても発動できる
- 一度効果を使うとそのターン中に発動ができなくなる
- 《速炎星-タイヒョウ》 †
- 効果モンスター
星3/炎属性/獣戦士族/攻 0/守 200 - このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンのメインフェイズ時に、
自分フィールド上の「炎星」と名のついたモンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから「炎舞」と名のついた魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールド上にセットする。
「速炎星-タイヒョウ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
1.速炎星-タイヒョウの効果は起動効果なので発動できるのは自分のメインフェイズ
タイヒョウの効果は起動効果に分類されます。「成功したターン」とありますが相手ターンで召喚・特殊召喚に成功しても発動することができません。
リリースは発動コスト
タイヒョウによりリリースは、その効果を発動するためのコストです。《ローンファイア・ブロッサム》と同じようにコストに出来るのは自分自身も含めることができます。
また裏側になっている他の炎星をリリースすることも可能です。
- 「速炎星-タイヒョウ」の効果は、「速炎星-タイヒョウ」自身が召喚・特殊召喚された自分のターンのメインフェイズにのみ発動できます。
- 効果を発動する際に、コストとして自分フィールド上に表側表示で存在する「炎星」と名のついたモンスター1体をリリースします。
- コストとして、自分フィールド上に裏側表示で存在する「炎星」と名のついたモンスターをリリースする事もできます。
- コストとして「速炎星-タイヒョウ」自身をリリースする事もできます。
2.タイヒョウの発動条件
例えば《炎舞-「天枢」》による追加召喚や《炎星師-チョウテン》による特殊召喚、さらに死者蘇生や真炎の爆発などの効果で特殊召喚されたターンでも発動可能です。
またダメージステップでの特殊召喚でも対応しています。
なお召喚・特殊召喚して直ぐに効果を使う必要はありません。ダメージステップやスタンバイフェイズなどに特殊相関したならば、その後のメインフェイズにて効果を発動できます。なお性質上、エンドフェイズでの特殊召喚では発動できません。
3.効果を使ったターンに蘇生しても発動が出来ない
自身の効果を使った速炎星-タイヒョウを炎星師チョウテンで釣り上げたとします。タイヒョウは特殊召喚されたので発動条件を満たしていますが、既にこのターン中に効果を使っているため、制約によって発動ができません。
これは使うモンスターが別々でも同じです。例えばタイヒョウ2体が条件を満たしている場合でも、そのメインフェイズに発動できるのは1体だけです。
まとめ
タイヒョウに関して触れる部分はあまりありません。しかしややマイナーであり、ルールをわからずに使う人もいると思ったので書いてみました。特に相手ターンに特殊召喚しても使えない、というのはよく理解する必要があります。
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