《暗黒界の雷》は手札の暗黒界を捨てるカードとして使われます。では、このカードで指定した相手の魔法・罠カードを、相手が発動してしまった場合にはどのような処理をすればいいのか。
[photo by Farinaster]
じつは暗黒界の雷は「裏側表示のカードしか」破壊出来ません。よって発動したそのカードを破壊することは出来ず、手札も捨てることが出来ないのです。
暗黒界の雷の処理の仕方
《暗黒界の雷/Dark world Lightning》
通常魔法
フィールド上に裏側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。
その後、自分の手札を1枚選択して捨てる。
このカードは発動時にフィールド上の裏側表示のカード1枚を指定します。発動時にするのは破壊するカードを決定することだけです。手札のカードを捨てることはありません。
なぜでしょうか?遊戯王のカードの中には手札を捨てることを条件に発動するカードがいくつもあります。しかしこのカードはカードを捨てることは発動条件ではなく、カード効果の1つとして組み込まれているのです。
サンダーブレイクとの比較
サンダーブレイクと比較してみましょう。
《サンダー・ブレイク》
通常罠
手札を1枚捨て、フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
選択したカードを破壊する。
図を見ていただければ分かる通り、サンダーブレイクは発動時に
- 破壊対象を指定
- 手札を1枚コストとして捨てる
という2種類の行為をしています。これはサンダーブレイクには「カードを破壊する」という効果しかなく、発動コストがカードを捨てることになるためです。
一方、暗黒界の雷は発動時に
- 破壊対象を指定
という1つしかしません。コストがそもそもないのです。
両者は結局、カードの破壊と手札を捨てる、という2つの行為に変わりありません。しかしその過程が違うのです。そして暗黒界はこのように「カードコストで捨てる」という場合では効果を発動出来ません。
『自分の手札を1枚選択して墓地に捨てる。』とは、「暗黒界の雷」の効果となります。
発動するためのコストではありません。
暗黒界の雷は裏側しか破壊できず、破壊できないとカードも捨てられない
本題です。暗黒界の雷で発動時に指定したカードをあいて(もしくは自分が)発動したとします。この場合、雷の効果処理時には対象にしたカードは「表側表示」になっています。よって、破壊できるカードとしての条件を満たさないので破壊できず、その処理としてのカードを手札から捨てるという行為も行えません。
上で話したとおり、この手札を捨てる行為は雷の破壊と同じ効果処理です。コストで捨てていないことに加え、破壊できないので捨てる処理自体ができないわけです。
「暗黒界の雷」の発動にチェーンをして、破壊する効果の対象に選択された速攻魔法・罠カードをチェーンして発動した場合、裏側表示のカードではなくなる為、「暗黒界の雷」の効果によって破壊する事ができなくなります。
また、「暗黒界の雷」の効果によって、対象に選択したカードを破壊する事ができなかった場合、その後、手札を1枚捨てる効果処理は行いません。
なお、勘違いしやすいのが永続罠などに関してです。雷が指定したのが永続罠のようなフィールド上にのこるタイプのカードであっても、破壊はできません。
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