【Ingress】ブランク多重の作り方【スケノコ】

ブランクを使った多重を作ってみよう

ブランク多重

ブランク多重というのは、ブランクフィールドを多重CFのように重ねたものをいいます。多重化すると言っても内部にCFはできないため、多重CFの骨だけが残った状態を想像してもらえればいいです。

背骨のないブランク多重の例

図1

例えば(図1)のように、底辺のB,Cから背骨に向かってリンクを伸ばした後で底辺同士を結び、最後にAを反転する手法があります。これは1人でもできる簡単なものです。

【参考】ずいぶんとダサいCFを作っているのね。これからはブランクCFの時代よ

【参考】ブランクアート

背骨同士を結んだブランク多重(スケノコ)の作り方

背骨同士を結んだブランク多重

図2

今回作ろうとしているのは背骨同士を結んだブランク多重(※図2)です。タケノコ型の多重CFを作る場合、背骨同士を結ぶのですが、それをブランクで表現しようというものです。これはそれを作った作戦名から拝借して「スケノコ」と表現しましょう。背骨なしの場合に比べて手順は増えますが決して難しいものではありません。

ブランク手順1

図3

まず底辺となるブランクを作る(※図3)のですが、これはオーソドックスなやり方です。

ブランク手順2

図4

次に底辺のブランクを順番に成長させていきます。ブランクを一つ作れれば後は繰り返しの作業になります。

スケノコパターン1

図5

最終的にこれを背骨全部で行えば完成です。

問題点

この方法には大きな問題があります。それはブランク1つをつくるために1回反転する必要があるということです。上の完成図では合計7回の反転を行います。

ウイルスによる反転は1時間に1回しか行えません。反転するポータルを順番に変えていく必要があるため、失敗すると挽回が効きにくいというデメリットが生じます。そもそも大量に反転するのはあまり実用的ではありません。実際にはそれをやったチームが存在するのでかなり苦労されたのでしょう。

ちょっと実用的なスケノコの作りかた

というわけでスケノコ(背骨入りブランク多重)を作るならば、反転を最小限にする工夫が大事になってきます。特にこれが2桁の多重化を行うならば尚更です。

ブランク多重パターン2手順 底辺を作る

図6

まず、2つのブランクを作ります(※図6)。これはそれぞれ反転を行います。

ブランク多重パターン2手順成長させる

図7

次に背骨を1本引き、それらを使って2つのブランクを同時に作ります(※図7)。1回の反転でブランク2個作れるのでかなりお得な方法だといえます。これは言葉では表現しづらいのでGifアニメを見て頂いたほうがいいでしょう。

スケノコパターン2

図8

これを背骨に沿って片側づつ成長させていきます。先ほどと同じブランク多重を作ることができましたが、反転する回数は7回から5回に減っています。こちらのほうがより省エネですね。

ブランク螺旋多重の作り方

ブランクでタケノコ型を作れるということは、螺旋型(サーキュレート型)でも作れるということです。本当にできるのか検証してみましょう。

ブランク螺旋多重の手順

図9

最初に2つのブランクを作るところ(※図9)までは一緒です。

ブランク螺旋多重の手順成長

図10

次に螺旋状にブランクを成長させていきます。先ほどの1度の反転で2つ分ブランクを作るやり方がここでも使えています。

反転するポータルを毎回変える必要がありますが、実は同じポータルを反転することはないため、免疫を気にする必要もありません。

ブランク螺旋多重省反転

図11

そして結果がこれです。おお、できますね。しかも反転は最小限度です。

まとめ

  • ブランクは多重化できる
  • ブランク多重をするならば反転回数を最小限に抑える工夫が良い

こういうパズルのようなことをできるのもIngressの特徴ですね。