位置ゲーには様々なものがあります。ながらくIngress中心の生活でしたが、移動時間にもできる位置ゲーとして「駅メモ」をプレイしてみました。正確には、去年の7月頃にインストールはしたものの半年以上寝かしていたのを今更やっているわけです。まだログイン期間は1ヶ月にも達していませんが今のところ思った部分を書き連ねます。
なお、ここには攻略的な要素は一つもありません。知りたい方はググりましょう。
目次
駅メモとは
- 駅を奪い合う椅子取りゲーム
- ガチャの要素がやや強い
- キャラクターの育成を楽しみたい人向け
Ingress的に言えば、ポータルを駅のプラットホームに置き換えたのが駅メモです。駅メモでは「でんこ」というキャラクターによって駅にアクセスし、経験値を稼ぎ、育成するのが主な目的です。同じ駅ばかりをアクセスしてもさほど経験値は増えませんので、できるだけ多くの駅に向かう必要が出てきます。
駅メモとIngressの相性
駅メモとIngressの相性は良いと思います。
どちらも位置情報ゲームですが、それぞれの領域は重なっていないので共存が可能です。
Ingressはポータル間の移動が主体であるため室内や電車内での操作には向きません。
一方、駅メモは電車やバス等での移動の最中に活用できます。また室内からでもアクセスできるためIngressよりも屋内向きの位置ゲーといえます。
私の場合、Ingressの活動のために遠征する場合があります。Ingressはその移動中にはプレイや難しいのですが、駅メモがその道程を補完する役割を持ちます。同じ位置ゲーであってもレイヤーが異なるために共存できる良い例だと思います。
利用駅のメモとしての役割
でんこの育成に目が行きがちですが、駅メモの名のとおり、自分の辿った経路を確認するために活用することも可能です。初めて行った路線の駅を後で見返したり、その駅の情報を共有ノート等を通じて交換することも可能です。なお、正式名称は「スターションメモリーズ」なのでメモ帳とは若干意味合いが違いますが。
私はこの部分がゲームとしての駅メモ以上に気に入っています。廃路線等での交流に駅ノートが活用されていますが、駅メモがそれを補っているのは中々楽しいものです。使うには、左下のメニューから駅の思い出をタップするとたどれます。
駅メモの懸念点
以下はかなり個人的にイケてないと思った点です。
小さなUI
これはアプリ版だけの問題かもしれません。コロプラは全く知らないのでそちらとの比較はしていないことを先に述べておきます。
とにかく、駅メモのUIは小さくて見づらい。メイン画面におけるcheckInボタンが大きいのはいいのですが、それ以外がかなり押しづらく見づらい。例えば左上のパラメータ切り替えボタンは灰色でとても小さい。これでは誤作動の原因になってしまいます。
また、デンコの回復(充電)ボタンやデンコの切り替えボタンも奇妙なほど小さいのは何故なんでしょうか? これでは手袋による操作が難しくなります。
確かに駅メモはシビアな操作を要求しませんし、屋内操作がほとんどなので問題ないのかもしれません。
操作体験にも問題があります。例えばメイン画面から編成内のデンコの状態を確認する場合「左下のボタン=>車両編成」という順序を辿ります。しかし、メイン画面には編成済みのデンコがいるわけですから、そこから直接デンコのステータスを確認できる方が自然です。いちいち数ステップを要求してわかりづらくしているのはマイナスです。
なぜ位置ゲーにアクセス制限を設けるのか
駅メモではデフォルトでは一日のアクセス(ポータルハックのようなもの)に制限がかけられています。それを解除するには日or月単位での課金が必要になるのですが、これは正直納得いきません。位置ゲーですから移動には何らかの対価があるわけで、それにプラスしてゲーム課金をなぜするのでしょうか?
課金要素があるのはわかるのですが、どうせならガチャにだけそれをかけて頂きたかった。1日のアクセス数に制限かけたら行動範囲が自ずと狭くなってしまいます。これはいけないですね。
かりにIngressのポータルハックやリンクが課金性になった場合を想像しましょう。地獄です。
まとめ
現状ではIngressのモチベーション維持を目的に駅メモをプレイする予定です。デンコの育成にも関わりたいのですが、流石にチケット等に課金するのは趣味ではないので控えます。
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