1年以上続いた手帳術~Bullet Journal~

1年以上続いた手帳術

飽きっぽい自分が、なんとなく続けている手帳術を紹介します。

なんでこんな真面目くさった記事を書くかって?(本音)手帳術って書くとアクセス貰えるらしいからですよ!(建前)新生活送る方々の参考になればいいなというささやかな心遣いです

まあ本音はさておき、これからは全部建前です。

手帳への不満

日本人は手帳好きだと思います。それは自分がそうだから思うのかもしれません。

特に機能性を追求した手帳はとても豊富です。近年注目されているのはジブン手帳や、もはや定番化しつつあるほぼ日手帳ですね。それらは高機能で非常にいいと思いますが、何度挑戦しても続きません。これはそれらを批判するのではなく、自分に合わなかっただけです。

  • 書き込まないと空白がいっぱい出来て気分が悪い
  • 1月や4月といったキリの良い月からしか書き込めないことが多い
  • 何でもかんでも書いているとページが足りない
  • 使わない機能が結構ある

色々と管理できるツールはありますが、スマホのアプリで行えるものもあったりして無駄になることも。逆に、自分は一日に何ページもメモをすることもあって、1日1ページとかありえない場合もあります。

というわけで既存の手帳は使わなくなりました。もう一度言いますが、既存のものをdisっているというわけではありません。

参考にしたのはBullet Journal(バレットジャーナル)

Bullet Journalっていうのは、その日のイベントやTodoを箇条書きにしていくだけ、という手帳術です。ざっくりいうと。

以前、Lifehackerで紹介され、ふとしたきっかけからこれを実践してみました。結果、なんだかんだいって1年以上続いています。

自分流のバレットジャーナル

説明はリンク先を見てもらえればわかります。ただ、それはあくまでもアーキタイプであって、自分流に書き換えて構わないと思っています。自分も最初こそマニュアルにそってやりましたが、結局自己流になりました。というかそれでいいのだと思います。

自己流ですが基本的にやっていることはこれだけです。

  • 自分の好きなノートを使う
  • Index欄とカレンダー欄とメモ欄を作る
  • ページに番号をふる

難しいことは考えず、とにかく自分にとって有益だと判断したことはひたすら書くということに専念しました。

次の予定でも、Todoでも、思いついたアイディアだとか、あのバカどもへの不満だとか色々です。

人に見せるものではないのですから何を書いても問題ありません。やっているのは、書いた日付と内容です。記号を使うこともあれば単なる中点と四角だけということも多いですね。

日付書いたら、思ったこと、やらないといけないことをバンバン書きます。本当にそれだけです。もちろん後で見返すようにします。手帳術というよりもメモ術に改めたほうがいいくらいでしょう。

Ingressとかの作戦もだいたいこれで管理しています(おっと企業秘密でした)

週末とかは何も書かないことも良くありますが、それも気にしません。そんなもんだからです。

こういうところから個人情報って流出すると思うんだ

なお、企業説明会とかで話し聞いているフリしてブログのネタをひたすら書くなんてこともよくやります。なんか真面目にみえるし、退屈な話で寝ないようにできるので一石二鳥です。ぜひ!

MDノートがオススメ

本家バレットジャーナルでは方眼ノートを勧めています。自分もそれに倣って方眼ノートを買いました。ただ、モレスキンは高価な割にあまり紙質や装丁が好きではないので除外。代わりを探した時に出会ったのが「MidoriのMD Paper」でした。ちょっとお高いですが。

MDノートの中で、自分はA5の方眼タイプを愛用しています。利点は以下です。

  • 176ページと手帳サイズのノートでは大容量(1日1ページとしてもほぼ1年使える)
  • 大きさがちょうどいい
  • 「糸かがり製本」で机の上で見開きフラットになる
  • 無地なので自分の好きな装飾を付けられる
  • 意外と頑丈

使い勝手がいいので1冊目を消化する際に2冊まとめ買いしました。自分のペースでは、およそ6〜10ヶ月で1冊消化します。だいぶ幅があります。それは、1ヶ月10ページしか書かないときもあれば、1日で10ページ近く書く場合もあるなど、かなりムラが多いためです。

amazonレビューを見ていると紙質を気にされる方が多いようですが、自分は特に気にしませんでした。フリクションとか安物のボールペンで書いているせいもありますが。

バレットジャーナルが向かない人

自分には合いました。ただ、こういう人には向かないだろうなと思ったので書き出します。

  • 分刻みのスケジュールを消化する毎日の人
  • 1年単位で大きく動く人
  • DIYが面倒くさい人
  • 「人生でやりたい100のリスト」や「家系図リスト」等が好きな人

手帳術とはありますが、ようはメモ術であって、完璧なスケジュール管理を期待するのは酷だと思います。バーチカルタイプを愛用する人にはまず無理でしょうし、1年ごしのスケジュールを持っている人にも機能が足りません。

別途にスケジュール帳を用意したり、スマホで管理する必要性もあります。細かい予定を作るのは難しいという側面があるからです。もっとも、これは自分で工夫が可能だと思います。

また、普通のノートを使う関係上、DIY精神がいないとキツイです。

あと、ほぼ日手帳などにある細かい機能もないので諦めてください。

まとめ

ジブン手帳やほぼ日手帳等をつかっている(いた)が、もっとシンプルなものを欲しいという人には「バレットジャーナル」はおすすめです。