影依融合の処理時に相手エクシーズが裏守備になったらデッキ融合はできるのか

影依融合は裏守備になったシンクロ・エクシーズがいてもデッキ融合できるのか

影依融合(シャドール・フュージョン)》の裁定が固まってきました。 以前の記事では紹介しませんでしたが、エクストラデッキから特殊召喚した後、《月の書》等で裏側表示になった場合、そのモンスターは「エクストラデッキから特殊召喚されたモンスター」として扱わないとのことです。 情報が錯綜していたのがこれで公式見解が得られました。

パターンは2つあります。

  1. 相手のX(エクシーズ)S(シンクロ)が裏守備の時に《影依融合(シャドール・フュージョン)》を発動する場合
  2. 影依融合(シャドール・フュージョン)》の発動にチェーンして 月の書で相手のX(エクシーズ)S(シンクロ)が裏守備になった場合

シャドール対策として活用できるので、公式裁定と合わせてどういう処理なのかを確認してみましょう。なお下記の記事も参考にしてください。

相手のシンクロや融合が裏守備の時に影依融合を発動

シャドールフュージョンは相手フィールド上に裏守備にシンクロがいても発動できるがデッキ融合はできない

相手フィールド上にシンクロ召喚されて月の書で裏守備になった《月華竜 ブラックローズ》が1体のみ存在しているとします。(ミドラーシュ対策で使われることがあります)

このブラックローズは特殊召喚されたモンスターとして扱いますが、裏守備になった時点で「エクストラから特殊召喚された」という情報は無くなり、以降も消えたままです。

よって《影依融合(シャドール・フュージョン)》を発動するには、自分の手札かフィールド上に素材となるモンスターが存在していなければいけません。全く素材がなければデッキ融合ができないので、影依融合(シャドール・フュージョン)の発動自体が不可能です。

Question
相手フィールドのエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが、その後に発動した「月の書」等の効果によって裏側守備表示になっています。 その状況にて、自分が「影依融合」を発動した場合、『エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在する場合、自分のデッキのモンスターも融合素材とする事ができる』処理を適用して、自分のデッキのモンスターを融合素材とする事はできますか?
Answer
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが、その後に「月の書」等の効果によって裏側守備表示になった場合、そのモンスターは『エクストラデッキから特殊召喚されたモンスター』の扱いではなくなります。 (ただし、そのモンスターは『特殊召喚されたモンスター』としては扱われたままです。) したがって、質問の状況の場合、「影依融合」の『エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在する場合、自分のデッキのモンスターも融合素材とする事ができる』処理を適用する事はできず、自分の手札と自分フィールドに融合素材となるモンスターが揃っていないのであれば、「影依融合」を発動する事自体ができません。
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに裏側守備表示で存在する時に「影依融合」を発動し、自分のデッキのモンスターを融合素材とする事はできますか?

影依融合にチェーンして月の書を使う

シャドールフュージョンの効果解決時に相手が裏になってもデッキ融合はできない

相手の場にエクストラから特殊召喚された《No.86 H-C ロンゴミアント》(素材2つ)がいるときに、自分は影依融合(シャドール・フュージョン)を発動。チェーンして相手が月の書をロンゴミアントを対象にしたとします。自分の場や手札には素材にできるモンスターは1枚もありません。

このとき、影依融合(シャドール・フュージョン)の効果は不発となり融合召喚できません。さらにいうと発動が無効になったわけでもないのでそのターンに影依融合(シャドール・フュージョン)を発動することができなくなりました。

Question
相手フィールドのエクシーズモンスター等のエクストラデッキから特殊召喚されたモンスター1体のみが表側表示で存在しています。 この状況で、自分が「影依融合」を発動したのにチェーンして、相手が「月の書」を発動し、そのエクシーズモンスター等を裏側守備表示にした場合、「影依融合」の効果で『エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在する場合、自分のデッキのモンスターも融合素材とする事ができる』処理を適用する事ができますか?
Answer
「月の書」の効果によって裏側守備表示になったエクシーズモンスター等は、『エクストラデッキから特殊召喚されたモンスター』としては扱われなくなります。 質問の状況の場合、『エクストラデッキから特殊召喚されたモンスター』は相手フィールドに存在していない事になりますので、自分のデッキのモンスターを融合素材とする事はできず、『自分の手札・フィールドから「シャドール」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する』処理を行う事になります。 (この時、自分の手札・フィールドに融合素材となるモンスター一組が揃っていなかった場合には、「影依融合」の処理は適用されません。)
「影依融合」にチェーンした「月の書」によって、相手フィールドのエクシーズモンスターが裏側表示になった場合、自分はデッキのモンスターを融合素材にできますか?

影依融合の効果解決時に手札やフィールド上に素材が存在していれば、それらを素材にして融合召喚できます。しかしデッキ融合しかできない状況では不発になりますので注意してください。

裏守備になったモンスターをリバースしても「エクストラから」の情報は消えたまま

相手のシンクロやエクシーズが裏守備になって、さらにそれらが反転召喚などで表側になったとしても、既に「エクストラから特殊召喚された」という情報が消えています。よって、デッキ融合はこのままでは不可能ということです。

まとめ

  1. エクストラから特殊召喚されたモンスターが裏守備になると「エクストラから出た」という情報が失われる
  2. 影依融合にチェーンして相手モンスターに月の書を使うと、デッキ融合ができないばかりか最悪融合召喚自体が不発となる
  3. 月の書でなくとも「強制脱出装置」を使っても同じ結果となる

最近では「ダムド」や「帝」などのエクストラをあまり活用しないモンスターがシャドール対策として使われているようです。