バルキリオンは「磁石の戦士」だけど「マグネット・ウォリアー」ではない

黒い方位磁石

今日は磁石の戦士に関するお話です。新ストラクチャーで強化されるのでホットな話題ですね。

結論を先に言うと、磁石の戦士には「マグネット・ウォリアー」とそうでないのがある、ということです。これ今回カテゴリー化されて初めて気づいた人が大半だと思います。

バルキリオンとベルセリオンは「マグネット・ウォリアー」ではありません

磁石の戦士マグネット・バルキリオン》や《電磁石の戦士マグネット・ベルセリオン》は「磁石の戦士(じしゃくのせんし)」ですが、アルファ・ベータなどの下級モンスターはどれも「磁石の戦士(マグネット・ウォリアー)」とルビが違います。

磁石の戦士(じしゃくのせんし)
  • バルキリオン
  • ベルセリオン
磁石の戦士(マグネット・ウォリアー)
  • 電磁石の戦士α
  • 磁石の戦士α
磁石の戦士じしゃくのせんしマグネット・バルキリオン / Valkyrion the Magna Warrior
磁石の戦士マグネット・バルキリオン
磁石の戦士βマグネット・ウォリアー ベータ/Beta The Magnet Warrior
磁石の戦士ベータ

英語版の名称を見ても分かると思います。バルキリオンやベルセリオンは「マグネット・ウォリアー」には属さないんですね。

なお、これらを素材に融合召喚する《超電導戦機ちょうでんどうせんきインペリオン・マグナム》は、「磁石の戦士」および「マグネット・ウォリアー」のどちらのカテゴリーにも属しません。

「電磁石の戦士アルファ」は「磁石の戦士」であり「マグネットウォリアー」

さて、今回新規で収録される《電磁石の戦士α》は、「磁石の戦士」と「マグネット・ウォリアー」の2種類に対応しています。「磁石の戦士」という表記ならば電磁石の戦士もバルキリオンも両方対応します。しかし、「マグネット・ウォリアー」だけだとバルキリオン等の上級は含まれません。レベル表記があるので混乱しませんが、もしも「磁石の戦士」というカテゴリーを示す場合は漢字でそのもの文字が含まれているなら属するということです。

電磁石の戦士αエレクトロマグネット・ウォリアー アルファ
「電磁石の戦士α」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキからレベル8の「磁石の戦士」モンスター1体を手札に加える。
(2):相手ターンにこのカードをリリースして発動できる。デッキからレベル4の「マグネット・ウォリアー」モンスター1体を特殊召喚する。

つまり、「磁石の戦士」には「じしゃくのせんし」と「マグネット・ウォリアー」の2タイプが存在するということです。正直大したことありませんが、実際に【磁石の戦士】デッキを作るときには絶対に覚えておくべきことです。

磁石の戦士やマグネットウォリアーの分類

バルキリオンを特殊召喚するとき電磁石は使えません

《磁石の戦士マグネット・バルキリオン》を特殊召喚する条件は以下のとおりです。

「磁石の戦士α」「磁石の戦士β」「磁石の戦士γ」をそれぞれ1体ずつリリースした場合に特殊召喚できる

《電磁石の戦士α》も「磁石の戦士」のカテゴリーに含まれますが、《磁石の戦士α》の代わりとしてこのカードをバルキリオンの特殊召喚には使えません。召喚条件に記載されているのは「磁石の戦士α」という固有名称なので、完全一致していなければいけないためです。逆に《ファントム・オブ・カオス》で名称変更していればリリース要員にすることは可能です。

ブラックフェザーやDDD

名称に関して似たような事例があります。例えば【BF(ブラックフェザー)】や【DDD】がそうです。

ブラックフェザー・ドラゴン

《BF-疾風のゲイル》は「BFブラックフェザーと名のついたモンスターがいる場合」に特殊召喚できるカードです。しかし《ブラックフェザー・ドラゴン》は「BF」ではないため、この条件には当てはまりません。BFという名称にルビで「ブラックフェザー」とある場合のみ有効だからです。

というわけで「A アサルトBFブラックフェザー」のような表記ならば問題ありません。

DD

また、《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》のように「DD」を指定する場合には、《DDネクロ・スライム》を条件にはできますが《D.D.クロウ》は使えません。名称が似ているので間違いやすいですが、名称指定の場合は結構厳密だったりします。

スピリットやデュアル

蛇足ですが名称指定と能力名指定の違いも紹介します。

スピリットやデュアル等の能力名

大和神》は「スピリットモンスター」を手札に加える効果を持っています。このままだとカード名にスピリットを持つ《青眼の精霊龍ブルーアイズ・スピリット・ドラゴン》も戻せるようにみえますが、指定しているのは「能力としてのスピリット」に限ります。つまり【○○族/スピリット】とあるカードだけで、カード名にスピリットを持つカードは対象外です。

これとほぼ同じなのが「デュアル」です。《デュアル・スコーピオン》等で指定している「デュアルモンスター」は【○○族/デュアル】と表記されたモンスターのみに有効です。自身を含めてカード名にデュアルを持つカードを特殊召喚することはできません。

ArcV以降のカード表記に酷似していますが、間違わないようにしないといけませんね。逆に昔からある「ガーディアン」は能力名にはないので、《コアキメイル・ガーディアン》を《ウェポンサモナー》でサーチすることができます。

まとめ

  • バルキリオンやベルセリオンは「磁石の戦士(じしゃくのせんし)」ではあるが「マグネット・ウォリアー」ではない
  • 電磁石の戦士は「磁石の戦士」であり「マグネットウォリアー」である
  • 固有のカード名を指定する場合、名称の部分一致だけでは条件を満たさない(《磁石の戦士α》を指定している場合、《電磁石の戦士α》は対象外)
  • 名称指定には表記とルビが一致していなければいけないパターンもある

遊戯王の名称指定は意外と面倒だ、という一例でした。