あまり知られていない、サイドラと開闢の特殊召喚の違い

開闢とサイドラの違い

パーフェクトルールブックに掲載されている模擬試験の解説をします。 今回は問22にある「以下の中からモンスター効果でないものを選べ」というものについてです。

まだ解いていない方や、これから本を買おうとしている方は読み飛ばしてください。

問題:モンスター効果でないテキストを選べ

パーフェクトルールブックでは、以下のカードにあるテキストの中でモンスター効果には該当しないもんを選択しろ、という問題が出ていました。

  • サイバー・ドラゴン」の自身を特殊召喚するテキスト
  • カオス・ソルジャー -開闢の使者-」の自身を特殊召喚するテキスト
  • アーティファクト・モラルタ」の魔法・罠ゾーンにセットするテキスト
  • 沼地の魔神王」の他の融合素材の代わりにできるテキスト

この問題の答えは「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」の特殊召喚テキスト。開闢 のテキストはモンスターを特殊召喚するための条件であって、分類としては「モンスター効果ではない召喚ルール効果」です。

この問題は非常に良くできていると思います。初見でこれを即答するのは上級者といえます。なお、該当するページはp153にある「効果以外のテキスト」です。

サイドラと開闢の違い

ルールブックによれば、効果とは扱わないテキストとして《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》や《武神-ヒルメ》が上がっています。なんでこれらは効果と扱わないのにサイドラはモンスター効果なのか。ちょっとわかりにくいですね。

どうしてかというと、サイドラは「通常召喚モンスター」であるのに対して、開闢は「特殊召喚モンスター」だからです。

特殊召喚モンスターの召喚ルール効果は、純粋に手順でありシンクロ素材等と同じ扱いです。しかし通常召喚モンスターの召喚ルール効果は、効果モンスターの効果の一部という扱いです。

特殊召喚モンスター 通常召喚モンスター カゲトカゲ 機皇帝 ダムド サイドラ 征竜 グラファ

上図で通常召喚モンスターと特殊召喚モンスターの分類をしました。発動する・しないという列はその特殊召喚に関してです。

サイドラやグラファは通常召喚以外の特殊召喚方法をもつモンスター

サイドラやグラファのようなモンスターは、手札や墓地からの特殊召喚以外にも通常召喚(アドバンス召喚等)を行うことができます。

このように通常召喚可能なモンスターを通常召喚モンスターと呼びます。通常モンスターと間違いやすいので注意が必要です。

通常召喚モンスターに書かれている自身を特殊召喚する方法は、モンスター効果扱いになります。

最新フォーマットで表現すると以下のようになります。

サイバー・ドラゴン》 効果モンスター 星5/光属性/機械族/攻2100/守1600 (1)相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。

暗黒界の龍神 グラファ》 効果モンスター 星8/闇属性/悪魔族/攻2700/守1800 (1)このカードは「暗黒界の龍神 グラファ」以外の自分フィールド上に表側表示で存在する「暗黒界」と名のついたモンスター1体を手札に戻し、墓地から特殊召喚する事ができる。(以下略)

テキストに番号を付与することができ、純粋なモンスター効果となります。《魔導法士ジュノン》や《冥府の使者ゴーズ》のように発動するわけではありませんが、モンスター効果と扱います。

念のため書いておきますが、神の宣告で無効にできるかどうかと、この分類方法は全く関係ありません

開闢やヒルメは効果外テキスト扱い

開闢やヒルメの召喚ルール効果は、効果外テキストです。

新フォーマットに直すと以下のようになります。

カオス・ソルジャー -開闢の使者-》 特殊召喚/効果モンスター(制限カード) 星8/光属性/戦士族/攻3000/守2500 召喚ルール効果このカードは通常召喚できない。自分の墓地の光属性と闇属性のモンスターを1体ずつゲームから除外した場合に特殊召喚できる。

起動効果(1)1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。

  • フィールド上のモンスター1体を選択してゲームから除外する。この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
  • このカードの攻撃によって相手モンスターを破壊した場合、もう1度だけ続けて攻撃できる。

グラファと違い、開闢のモンスター効果は「(1)1ターンに1度〜」の部分からです。それ以前のものは開闢の召喚条件と手順。

特殊召喚モンスターのテキスト

これは「このカードは通常召喚できない」というテキストとセットになっているからです。

モンスター効果なのかが大事になってくる場面

通常の運用であればモンスター効果かどうかを区別する機会は殆どありません。しかし一部のカードでは大事になってきます。

そのカードが《ヴァンパイア・グレイス》です。 グレイスは「アンデット族のモンスター効果によって特殊召喚が行われた時に発動する効果」を持っています。しかし、《ヴァンパイア・ジェネシス》の特殊召喚はモンスター効果扱いでないために、その条件を満たしません。 【公式裁定】墓地に存在する「ヴァンパイア・グレイス」の効果は、「怨念の魂 業火」や「ヴァンパイアジェネシス」が特殊召喚された時に発動する事はできますか?

サイドラも開闢も現在のところ特殊召喚自体に大きな差はありません。けれどモンスター効果による特殊召喚かどうかを争うときに、この違いが重要になってくるでしょう。

カゲトカゲなどの例外もある

カゲトカゲや機皇帝は特殊召喚モンスターですが、珍しく「通常召喚できない」という効果外テキストしかありません。そしてモンスター効果として自身を特殊召喚する方法が記載されています。このような例外もあるので気をつけてください。

まとめ

  1. サイドラはグラファは、通常召喚モンスター。モンスター効果の一部として自身を特殊召喚する効果をもっている。
  2. 開闢やヒルメは特殊召喚モンスター。通常召喚できない代わりに自身を特殊召喚する条件や手順を効果外テキストとしてもっている。

余談

最近、自分の身の回りが激変しています。季節外れの引越や仕事内容の変化が起こるので焦っている次第です。

やらないといけないことが山積みで、本当はこんな記事を書いている場合でもないんですよね。ヘタしたら生活水準が落ちるかもしれませんから。

今は副業としてたくさんのブロガーやイラストレーターと繋がりを持ちたいと思っています。もちろん生活安定を目指すために本業はよりがんばらねばと思いますが。

ネットで食っていけるとは思いませんが、少なくとも仕事の延長線上に置きたいと思っています。よければ気軽に声をかけてください。WordPressとか本格的に勉強したいんですよ。

↑名著だと思います。

あと、最近コメントシステムがおかしいのですがどうやったら直せるのか。