自転車に乗っているならば、パンクのリスクはすぐ隣りにあります。先日、ロードバイクで池袋と千葉県を往復していたところ、後輪がパンクしてしまいました。携帯ポンプを持ち忘れ、夜の8時なので近くの自転車屋も閉まっていました。家まで20キロ近く。輪行バッグもない。絶体絶命。
というわけで、少し前に契約した「au損保」のロードサービスを利用しました。
au損保のロードサービスは搬送だけ
ロードサービスというとJAFを思い浮かべます。なので自分も最初はパンク修理等ができるのかと思っていたのですが、実際には自転車の搬送のみのサービスでした。なお、自分の場合だと無料搬送距離は50キロだそうです。
要請は専用アプリの「自転車の日」を使います。画面から「ロードサービス>要請」をすると現在地を表示してくれます。あとは自転車の特徴等を登録して要請しておしまい。電話でコールセンターとやり取りすれば、都内なら1時間弱で移動車両が来てくれました。
自転車のレッカー移動なのでハイゼットが来るのかと思いましたが、来てくれたのはSucceedというライトバンです。特にロードバイクを積む機構はありませんが、毛布でくるんで丁寧に扱ってくれたので何の問題もなく運搬することができました。
伺うと、その方は自転車専門ではなく、普段はレッカー業をしているとのこと。たしかに自転車専門のレッカーというのは聞きませんから、au損保が契約委託しているだけなのでしょう。
自転車保険よりもロードサービスのほうが大事
一般的な自転車保険は、自転車そのものにかける保険ではありません。殆どは「交通事故障害保険」と「個人賠償責任保険」をセットにしているだけ。つまり、これらを最初から契約していたり格安で入れるのならば新規で契約する意義は薄いといえます。
【参考】自転車保険を比較してたら自転車保険は不要だったこということがわかった
ただしロードサービスだけは別です。ロードサービスのために自転車保険に入るべきといってもいいくらいです。自分もそれだけのために入りましたが、結果的に大助かりです。
電車を利用するという手もありますが、輪行バッグと電車賃が必要です。その両方を必ずしも持っているとは限りませんし、その場で購入するとそれだけで出費となります。さらに山奥などの遠隔地では車くらいしか移動手段がない場合もあって非常に困ります。なので、たとえ搬送だけでも大助かりといえるのです。
今回のようなパンクならば最悪押して歩いたりタクシーを使うという手もありますが、あまり考えたくはないです。
現在ロードサービスが利用できる保険はau損保だけと限られています。しかし、今後は他の保険にも浸透してほしい、というか自転車保険にロードサービスは必需品のような気がしてなりません。
バイク乗るのならばパンク修理キットは必須
当たり前すぎるんですが、ロードやMTBのようなスポーツ自転車にのるのであれば、食料とお金とパンク修理キットは必須だと思います。あとスマホ。
いままでずっとパンクを経験してこなかったのであまりその重要性を認識していませんでしたが、流石に今回の件で携帯ポンプを毎回携行しようと決めました。そもそも、いまもっている携帯ポンプを持って行かなかった理由が「どこに取り付けたらいいかわからなかったから外した」というものでした。下手な場所につけてもすぐにずり落ちてしまうので困ったものです。
今考えているのが、CO2ボンベ。ただしすぐに漏れてしまうなどのデメリットが多いので検討中。近いうちにパンク修理記事とともにあげるつもりです。
まとめ
パンクの予防と修繕をできることがスポーツ自転車を乗る上での必須スキルだとは思いますが、いざとなった時のロードサービスもかなり大事だと感じました。
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