武神と書いて「ぶじん」と読むらしい
4/20発売した『JUDGEMENT OF THE LIGHT』で初登場したカテゴリー【武神】。獣戦士族である《武神ーヤマト》や《武神帝ースサノヲ》を主力として、ほかの「武神器」や魔法・罠で補助するというスタイルのカテゴリーです。
遊戯王では、カード名の中に共通した単語があると効果を発揮するものがおおく、この【武神】においてはヤマトやスサノヲや武神器はみな「武神」という名前を持つカードとして扱います。
ただ、このままだと《暗黒界の武神ーゴルド》も同カテゴリーに含まれてしまうためか、漢字の読みを「ぶじん」としています。やや発音しにくいのですが仕方ないことですね。もしも《禁止令》等でカード名を宣言する場合には必ずしも正確に発音してください。
そうなると英語名は「War-Lord」などになるのでしょうか?あるいはスピリットのように日本そのままか?
武神考察
珍しく考察などやってみます。
- 武神ーヤマト
- 効果モンスター
星4/光属性/獣戦士族/攻1800/守 200 - 誘発・任意1ターンに1度、自分のエンドフェイズ時に発動できる。デッキから「武神」と名のついたモンスター1体を手札に加える。その後、手札を1枚墓地へ送る。
「武神-ヤマト」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
- 武神器ーハバキリ
- 効果モンスター
星4/光属性/鳥獣族/攻1600/守 300 - 誘発即時自分フィールド上の「武神」と名のついた獣戦士族モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時、
このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
戦闘を行う自分のモンスターの攻撃力は、そのダメージ計算時のみ元々の攻撃力の倍になる。
- 武神器ームラクモ
- 効果モンスター
星4/光属性/獣族/攻1600/守 900 - 起動自分のメインフェイズ時、自分フィールド上に「武神」と名のついた獣戦士族モンスターが存在する場合、墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。
「武神器-ムラクモ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
- 武神帝ースサノヲ
- エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/獣戦士族/攻2400/守1600
「武神」と名のついたレベル4モンスター×2 - 永続このカードは相手フィールド上の全てのモンスターに1回ずつ攻撃できる。
起動1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから「武神」と名のついたモンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
「武神帝-スサノヲ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
【武神】の要であるヤマトは攻撃力が1800と下級の主力モンスターとしてはやや力不足です。また《ライオウ》には攻撃力とサーチ封殺効果の2点でとても相性が悪い。しかし《炎舞-天キ》でサーチ可能であり、ハバキリと合わせれば戦闘で活躍できます。
武神器はハバキリとムラクモが強力。ハバキリは武神版のオネストであり、ムラクモは条件のゆるいブラスターとなります。ヤマトやスサノヲでサーチすることで簡単に手札や墓地にこれらのカードを貯めることが可能。序盤から有利な展開に持っていけます。
スサノヲの素材は「武神」であればなんでもよいので、武神器同士でもエクシーズ可能です。武神の補助カードなどで素材を揃えるのは容易いですし、自身の効果を発動すれば墓地に再びカードを揃えることもできるなど、戦闘の面ではかなり強固なカードです。
現時点で武神の弱点は展開力のなさでしょう。サーチが得意ではあるものの特殊召喚に秀でたカードがなく、ゼンマイのようなループはしづらい構成です。ただ獣戦士や獣族らしく戦闘面では手厚い加護があるので純粋なビートダウンデッキとして期待できるカテゴリーです。
【参考】:武神降臨で出せるエクシーズ
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