変わった完全多重の作り方
自分、ある方面からは「多重マニア」だとか「多重CFウォッチャー」だとか言われています。なんでですかね?
さて某青チームが、またもや完全多重を作りました。そのGIF動画が下なのですが、これを見て違和感を覚えた方もいると思います。よーくみると、CFで覆った内部のリンク同士が結ばれているのがわかります。
今回はそれに注目してみました。
なお、詳しい作り方は別に解説する予定です。
CFに沈んだ状態
Ingressの仕様では、CFの内部にあるポータルからは新たなリンクを作ることができません。こういうのをよく「CFに沈んだ状態(Portal is within existing field)」と呼びます。
ただし下の図のような「CFに沈んでいるようで沈んでいない」状態も存在します。
図のポータルAは、周囲全てのCFの頂点です。CFの頂点はCF内部には含まれないため、ポータルAはCFの内部にはないことがわかります。
ブランクCFの中でリンクを張ってみよう
ブランクCFとは、リンクのみで構成された空っぽのCFです。
よく誤解されますが、実際にはリンクの集まりにすぎないので正確にはCF(コントロールフィールド)ではありません。ですから、ブランクフィールドがより正しい呼び方なのかもしれませんね。
さて、このブランクフィールドの内部にはCFが存在しないがためにリンクを新たに張ることができます。
例えば、以下の様に内部のポータルから3方向にリンクを張れます。
こうすると、ブランクフィールドは3分割され、合計3つのCFが作られます。
では、この状態で内部に存在するポータルはCFに沈んだ状態でしょうか?
さきほど、CFの内部に沈んだポータルからは新たなリンクを張れない、と説明しました。しかし、このポータルAを囲む三角BCDはブランクフィールドなのでCFではありません。Aは3つのCF共通の頂点ですが、これもCFの内部ではありません。ということは、AはどこのCFにも沈んでいないことを意味します。
つまり、ポータルAからさらに別のリンクを新たに張ることが可能だということです。これを応用すると、閉じた内部を更に分割することも可能となります。ただし、これは▲BCDがブランクだから可能な技です。
最初のGIFアニメの違和感の正体がこれです。
まとめ
ブランクフィールドは内部にCFがない状態です。ですから、その内部からリンクを張ることができますし、分割後のCF共通のポータルはCFに沈んでいません。
重ねて書きますが、ブランクフィールドという特殊な状況下でないとこれは成立しません。普通のCFだとダメだということです。
結局のところかなりマニアックな話になってしまいましたが、こういうテクニックも存在するので頭の片隅にしまっておいてください。今回は多重CFとはちょっと方向性が変わっていますが、IngressのCF系は話題がまだまだありますね。
Ingressの書籍も結構増えましたね。
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