複数のアーティファクトを大嵐で破壊した場合の特殊召喚方法

オペラ・ガルニエの天井画

アーティファクト】を使う場合、複数のアーティファクトが破壊されることがあると思います。そんな時に初心者さんが上手く処理できるよう解説するのが今回の記事です。

まず、前提として複数のカードを破壊する場合には大体2種類のパターンが有ります。 1つは大嵐やゴドバのように同時に破壊するカード。もう1つはチェーン処理の過程で順番に破壊された場合です。

ただし、現時点でアーティファクトにおいて問題が発生することはありません。どちらの場合でも、アーティファクトは効果解決直後に任意の順番でチェーンを組んで発動するからです。

では具体的にどんな処理をするのかを説明します。

【参考】

大嵐で複数のアーティファクトを同時に破壊すると、任意の順番で特殊召喚できます

アーティファクト モラルタ
遊戯王カード PRIO-JP011 アーティファクト-モラルタ(レア)/遊戯王ゼアル [PRIMAL ORIGIN]
効果モンスター 星5/光属性/天使族/攻2100/守1400 このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。 魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが 相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。 相手ターン中にこのカードが特殊召喚に成功した場合、 相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選んで破壊できる。

アーティファクトの全てに備わっている自己再生効果は、墓地で発動する強制の誘発効果です。強制であるために、いかなる方法で破壊されようと相手ターンであれば発動することができます。

では、《アーティファクト・モラルタ》と《アーティファクト・ベガルタ》が魔法・罠カードゾーンにセットされています。これらが相手の《大嵐》によって破壊された場合、これらは両方共に発動します

しかし本来の誘発効果はチェーン1でしか発動することができません。そこで遊戯王ではそのような特別な状況で処理できるルールを設けています。「同時に複数のカードが発動した場合」の処理です。

大嵐でアーティファクトを破壊

モラルタもベガルタも、同一のプレイヤーのカードであり、強制の誘発効果です。この場合にはそらに発動順番の差が無いため、好きな順番でチェーンを組んで発動するという方法を取ります。 よって、モラルタの特殊召喚効果を先に発動してもベガルタを先に発動してもいいのです。

チェーン1:
モラルタ
チェーン2:
ベガルタ
大嵐で2枚のアーティファクトが同時に破壊されたのでそれぞれをチェーンを組んで発動

この場合、ベガルタ=>モラルタの順番で特殊召喚されます。※なお、twitterで指摘がありましたが「モラルタを先に出すほうが奈落を回避」できます。うっかりしていました。これについては別の記事の参考にしたいと思います。

「アーティファクト」とタイミングを逃す「奈落の落とし穴」
奈落は万能ではない

同一チェーン上で複数回に分けて破壊されたとき

アーティファクト-カドケウス
遊戯王カード PRIO-JP017 アーティファクト-カドケウス(スーパー)/遊戯王ゼアル [PRIMAL ORIGIN]
効果モンスター 星5/光属性/天使族/攻1600/守2400 このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。 魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが 相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。 また、このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、 相手ターン中に「アーティファクト」と名のついたモンスターが特殊召喚された時、 デッキからカードを1枚ドローする。 「アーティファクト-カドケウス」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

難しいことを言っているようですが状況はとても簡単です。 サイクロンを2枚使って別々のカードを破壊する状況を考えてください。その際にチェーンを組むだけです。

わかりやすいように以下のように設定します

  1. 相手がサイクロンで《アーティファクト-カドケウス》を選択
  2. それにチェーンして自分はサイクロンで《アーティファクト-ラブリュス》を指定
アーティファクトを2枚のサイクロンで破壊

これを処理すると、まずラブリュスが自分サイクロンで破壊され、次にカドケウスが相手のサイクロンで破壊されます。 大嵐と異なるのは、それぞれが別々のタイミングで破壊されて墓地へ行ったことです。これによって大嵐と結果が変わるのでしょうか?

墓地に送られた後で同時に発動するので好きな順番で特殊召喚できる

結局、大嵐のときと処理は変わりません。ラブリュスとカドケウスの両方を好きな順番でチェーンを組んで発動し、それぞれを特殊召喚します。

アーティファクトを別々に破壊しても結果は同じ

どうして破壊されたタイミングがバラバラなのに同時に破壊された時と処理が同じなのでしょうか?

理由は簡単です。同一チェーン上で破壊されている限り、発動タイミングはその一連の処理が終わった直後しかないためです。

アーティファクトのような誘発効果は、その発動条件を満たした直後のタイミングでチェーン1で発動します。強制であるため、タイミングを逃すことはありません。 例えチェーン2以降で破壊されたとしても、その処理全体が終わったあとで墓地にて効果を発動します。

今回、ラブリュスのほうがチェーン2で破壊されましたが条件を満たしているのでこの一連の処理が終わってから発動タイミングが訪れます。カドケウスも一緒です。 破壊される過程が違いますが、発動タイミングが一緒なので「同時に複数のカードが発動した場合」の処理を当てはめることができます。

まとめ

ここでは2枚のカードを破壊した時の処理しか伝えていませんが、3枚だろうと5枚だろうと同じ結果です。しかし発動できても特殊召喚できるかどうかは別問題ですし、特殊召喚が同タイミングで行われるわけではありません。 また、この処理はアーティファクトに限定しているため、他のカードでは処理が全く異なります。

要点

  1. アーティファクトの蘇生効果は「強制」の「誘発効果」
  2. 相手ターンに破壊されて墓地に行くならば、チェーン処理途中での破壊でも発動する
  3. 同時あるいは同一チェーン上で順番に破壊されても、処理が終わった直後のタイミングにて一斉に発動する
  4. 全てが同一プレイヤーによる強制の誘発効果なので、好きな順番でチェーンを組んで発動することができる

アーティファクトはいままにないタイプのデッキですが、実は征竜などに比べればずっと単純なギミックであると思います。これからの環境では伏せカード除去がむしろ仇となる可能性もありますね。

余談

これを書いている現在、私は札幌に来ています。東京ではひどい雪で交通が麻痺しているらしいのですが、北海道はむしろ穏やかなくらいです。非常に寒いですが。

豪雪地帯でも道路はとても綺麗になっています。やはり除雪機能と備えが全く違うというのがわかりますね。

さて、札幌に来たついでに雪ミクでも見てこようかなと思います。ではまた。