《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》が《幻層の守護者アルマデス》と戦闘を行った時にどういう処理をするか、というTipsです。
カオス・ソルジャーの連続攻撃効果を発動できる?
《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》には「相手モンスターを戦闘破壊した場合に連続攻撃ができる誘発効果」があります。
しかし、《幻層の守護者アルマデス》には「戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・効果モンスターの効果を発動できない」という永続効果があり、適用範囲がかぶるのです。
この話は「遊戯王OCGパーフェクトルールブック」にも載っているのですが、結論を言うと「アルマデスの効果は無効になり開闢の効果を発動可能」となります。
- カオス・ソルジャー -開闢の使者-
- 効果モンスター(制限カード)
星8/光属性/戦士族/攻3000/守2500 - このカードは通常召喚できない。自分の墓地の光属性と闇属性のモンスターを1体ずつゲームから除外した場合に特殊召喚できる。
1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●フィールド上のモンスター1体を選択してゲームから除外する。この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
●このカードの攻撃によって相手モンスターを破壊した場合、もう1度だけ続けて攻撃できる。
永続効果は戦闘破壊が確定した段階で適用されない
《幻層の守護者アルマデス》の「発動できない」という効果は永続効果に分類されます。
この効果はフィールド上で表側表示の時にだけその効果が適用され続けます。しかし、戦闘によるダメージ計算の結果として自身が破壊されることが確定した瞬間から永続効果は適用されなくなるのです。
- 幻層の守護者アルマデス
- シンクロ・効果モンスター
星5/光属性/悪魔族/攻2300/守1500 - チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
永続このカードが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・効果モンスターの効果を発動できない。
開闢の連続攻撃効果はダメージ計算後に発動する誘発効果
■もう1度攻撃できる効果は、ダメージ計算後に発動してチェーンブロックが作られます。
公式裁定のとおり、この効果はリバース時の効果や異次元の女戦士と同じタイミングで発動する誘発効果に分類されます。
このダメージ計算後と言うのは、ダメージ計算を行なってライフにダメージが発生し同時にモンスターが戦闘破壊されることが決まった後のタイミングです。
この効果の発動タイミングでは既に《幻層の守護者アルマデス》を戦闘破壊して破壊が確定しています。よって永続効果はないため誘発効果を発動できます。
戦闘破壊が確定していてもまだフィールド上に存在している
間違いやすいですが、《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》の誘発効果発動時にはまだ相手モンスターはフィールド上に存在しています。
戦闘破壊が確定していても、実際に墓地に送られるのはダメージステップの終了時だからです。
それほど大きな問題ではありませんが、リバース時の効果や戦闘破壊時の効果との絡みがあるので覚えておかないとダメですね。
まとめ
- 「永続効果」はそのモンスターが戦闘によって破壊が確定した段階から効果が適用されなくなる。
- 開闢がアルマデスを戦闘破壊すると、ダメージ計算後にはアルマデスの永続効果はなくなっているため、開闢の効果を発動できる
パーフェクトルールブックの模擬試験で似たような問題がありましたので、類例として書いてみました。
知っている人にはいまさらなことですが、開闢は幅広いデッキで使用するため頭の片隅においておくと便利です。
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