制限改訂によって準制限となる《ダーク・アームド・ドラゴン》。それに制限化してもあまりぱっとしない《カオス・ソルジャー –開闢の使者–》ですが、これらのカードを「ペンデュラム召喚」によって特殊召喚することは不可能です。
どうしてかというと、これらのモンスターは「特殊召喚モンスター」と呼ばれ、自身の効果でのみ特殊召喚できるからです。ペンデュラム召喚による特殊召喚は、特殊召喚モンスター以外にしか使えません。
同じような特殊召喚モンスターは他にも多くいて、
- カゲトカゲ
- フォトン・スラッシャー
- 武神-ヒルメ
- The アトモスフィア
- Sinシリーズ
- カオス・ソーサラー
- スターダストン
- 裁きの龍
- 創星神 sophia
- 地霊神グランソイル(霊神シリーズ)
これらをペンデュラム召喚で特殊召喚することはできません。他にも儀式モンスターや融合・シンクロ・エクシーズも出すことができません。
ジュノンやレダメに蘇生制限がない訳。特殊召喚モンスターの簡単な見分け方
なんでも出せるイメージの強いペンデュラム召喚ですが、意外と無理なカードはたくさんあるのです。
墓地闇3体のときにペンデュラムでダムドは何故出せないのか?
ダムドの特殊召喚条件は「自分の墓地の闇属性モンスターが3体以上の場合」です。よく間違いやすいのですが、この条件を満たしているとどんなカードや場所からも特殊召喚できると思いがちですが、そんなことはありません。
ダムドを特殊召喚するには必ずその召喚ルール効果による使用を宣言しなければならない
- ダーク・アームド・ドラゴン
-
効果モンスター(制限カード)
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守1000
このカードは通常召喚できない。自分の墓地の闇属性モンスターが3体の場合のみ特殊召喚できる。
1):自分のメインフェイズ時に自分の墓地の闇属性モンスター1体をゲームから除外する事で、フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
より正確にこのカードの召喚の部分を解説しましょう。
- このカードは通常召喚ができない
- 自分の墓地の闇属性モンスターが3体存在する場合に、自身の召喚ルール効果によって手札から特殊召喚することができる
- このカードの特殊召喚は上記の方法でしか行えない
ダムドを特殊召喚できるのはダムド自体に備わった召喚ルール効果を使用しなければなりません。これをおこなうには「ダーク・アームド・ドラゴンを(その召喚ルール効果によって)手札から特殊召喚します」と必ず宣言する必要があります。
ペンデュラム召喚の条件とダムドの条件が重なっていても、ペンデュラム召喚に便乗してダムドを出すことはできません。これはライトロードで使用する裁きの龍にも同じことが言えます。
開闢も同じこと
墓地に闇と光が1体ずつ揃っているとき、それらを除外して開闢を出すことができますが、このカードもペンデュラム召喚に乗せて特殊召喚できません。
こっちのほうがよりわかりやすいかもしれません。墓地のカードを除外するのはこのカードの召喚ルール効果による手順であり、ペンデュラム召喚時にそれを行ったりすることは不可能です。
ダムドや開闢のような特殊召喚モンスターの召喚ルール効果は、ペンデュラム召喚とは完全に別種であり独立して処理しなければなりません。
ただし一部の例外はある
どこにでも例外はあるもので、通常召喚できない特殊召喚モンスターの中にも、ペンデュラム召喚可能なものはあります。代表的なのは《ライトロード・ビースト ウォルフ》です。
サイドラやレダメはどうして出せる?
ダムドや開闢が出せないのはなんとなくわかっても、《サイバー・ドラゴン》や《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》をペンデュラム召喚可能なのはどうしてなのでしょうか?
実に単純なことですが、これらのモンスターは通常召喚モンスターだからです。サイドラやレダメは通常召喚(アドバンス召喚)も別のカードによる特殊召喚も可能です。それにくわえて手札から自身を特殊召喚する手順を余分に持っているだけなのです。
自分フィールドにモンスターがいても、サイドラをペンデュラム可能
サイドラは自分の場が空の時に(俗にいう「サイドラ状態」)手札から自身を特殊召喚できる召喚ルール効果があります。しかし場に既にモンスターがいる状態でも、手札からペンデュラムによって特殊召喚可能です。
これは、サイドラの召喚ルール効果とペンデュラムは全く別の種類の特殊召喚だからです。
レダメはフィールドのドラゴンを除外せずにペンデュラムできます
これも勘違いしやすいですが、レダメをペンデュラムする際にフィールドのドラゴンを除外したりは決してしません。レダメ自身の持つ召喚ルール効果を使用する際には、除外します。しかし他の方法での特殊召喚や通常召喚には除外はしません。
まとめ
- 特殊召喚モンスター(他の方法による特殊召喚がなく、自身のもつ効果手札から特殊召喚するモンスター)をペンデュラム召喚することはできない
- 通常召喚モンスターは基本的にペンデュラム召喚可能
- 通常召喚モンスターで召喚ルール効果をもつカードをペンデュラムする場合であっても、その条件をクリアする必要はない
余談
制限改訂がされて、征竜が制限化、ゼンマイハンターや血の代償が禁止となるそうです。この情報がそのままとおれば、次期環境は色々と変わるでしょう。
私個人としては「武神」や「純アーティファクト」や「剣闘獣」に頑張ってもらいたいです。
しかし、ひとつの召喚方法に対してこれだけ多くのことを書かないといけないとは大変です。これでお金がもらえるならいいんですが、あいにくこのブログの収益は公開するのも憚れるほどひどいものです。
でも一人でも役に立ったと思われると幸いなので頑張っていこうと思います。
この記事がアップされる頃、私はだいぶ忙しいと思いますので記事の作成・修正は遅れます。ご容赦ください。
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