【遊戯王】デュアルとはなんぞや。そもそも再度召喚って何?【基礎知識】

Gemini soul

遊戯王をしていると《E・HERO アナザーネオス》などの【デュアル】を見たことがあると思います。最近では《デュアル・スパーク》のコストになったり、墓地で通常モンスター扱いになることで蘇生しやすいという点ばかりが目立ちます。では実際にデュアルとはどういう性質を持つものなのか。

  1. デュアルは効果モンスターなのか通常モンスターなのか
  2. 「再度召喚」ってどういうこと?
    • 再度召喚の仕方
    • 上級デュアルにリリースは必要か
  3. 特殊召喚したデュアルを再度召喚できるのか?
  4. 奈落や宣告を再度召喚時に使えるのか
  5. フィールドを離れたらどうなるのか

デュアルは効果モンスターか通常モンスターか

デュアルは共通してフィールド上と墓地で通常モンスターとして扱う効果を持っています。効果モンスターなのに通常モンスターと扱うというおかしな効果です。

細かい理屈を抜きに考えると、デュアルは通常モンスターに偽装できる効果モンスターだといえます。一時的に通常モンスターとして扱えるだけで、その本質が効果モンスターであることに変わりありません。

ここまでいえばわかると思いますが、実はスキルドレインなどで「通常モンスター扱いとなる」というモンスター効果そのものが無効化されてしまいます。

E・HERO アナザーネオス
このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、通常モンスターとして扱う。フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードのカード名は、フィールド上に表側表示で存在する限り「E・HERO ネオス」として扱う。
デュアルはフィールドと墓地で通常モンスター扱いとなる

通常モンスターと言えば《青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)》が有名。通常モンスターには効果はないものの、通常モンスター特有のサポートカードが多数存在します。デュアルはフィールド上や墓地にあるときに通常モンスターに化けることで、それらのサポートカードの恩恵をうけるのです。

例えば《思い出のブランコ》や《銀龍の咆哮》での蘇生が可能となります。

デュアルを効果モンスターにする再度召喚とはなにか

「再度召喚」とはフィールド上で表側表示であるデュアルを効果モンスターにするために「フィールド上で召喚を行う」ことを指します。

別の言い方にするとこうなります。『このターン、通常召喚をフィールド上のデュアルに使うことでそのデュアルを効果モンスターにすることができる』

デュアルをフィールド上に出しただけでは何の効果も持たない通常モンスターとして振舞います。例えば《ジェムナイト・サニクス》を通常召喚した場合、そのカードは「《ジェムナイト・サニクス》という名前の通常モンスター」という扱いをします。

ジェムナイト・サニクス
このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、 通常モンスターとして扱う。 フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、 このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。 ●このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、 デッキから「ジェムナイト」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。

このままだと戦闘によって相手を破壊した時の効果を使えません。ですからこのカードを本来の効果モンスターに戻す作業が必要です。それが「再度召喚」。

再度召喚のイメージは非常につかみにくいのです。現実で言えば「将棋の成金」のイメージです。今までは弱いカードだったのが、ある条件を加えるともう1つの面を表します。

再度召喚の手順

再度召喚に必要なのは「通常召喚権」だけです。コストなどはありません。

例えば前のターンに通常召喚して表側表示で存在するサニクスが自分フィールドにあるとします。このカードにたいしてあなたは「このカードを再度召喚します」と宣言することで、サニクスを通常モンスターから効果モンスターに変えて2つ目の効果を使えるように出来ます。

本当にたったこれだけなのです。手札にもどすことはありません。何らかのカードを使うこともありません。手札から通常召喚しないかわりに、フィールド上のデュアルに対して通常召喚を行使するのです。

デュアルのサイド召喚の仕方

上級モンスターのデュアルの再度召喚時にリリースやコストはいらない

《ダーク・ストーム・ドラゴン》や《ヘルカイザー・ドラゴン》などの上級デュアルの再度召喚の際に、リリースすることはありません。下級デュアルと同じく再度召喚することを宣言するだけです。

もちろん、それらのカードを手札から通常召喚する場合にはアドバンス召喚となりますからリリースは必要です。あくまでもフィールド上の上級デュアルの再度召喚時にコストが必要ないというだけです。

特殊召喚したデュアルをそのターン中に効果モンスターにすることができます

このターンまだ通常召喚していないとします。そして死者蘇生などで《ヘルカイザー・ドラゴン》しています。自分は通常召喚を行えるため、特殊召喚したばかりのヘルカイザー・ドラゴンを再度召喚することで効果モンスターにして効果を使えるように出来ます。別に「通常召喚を2回行わなければならないというわけではない」のです。

通常召喚しているので、落とし穴や激流葬の発動条件となる

本来の通常召喚は手札からフィールド上に出すことを指しますが、デュアルの再度召喚はフィールド上で行われます。

けれどもモンスターを通常召喚していることに変わりないため、《奈落の落とし穴》や《神の宣告》などの通常召喚成功時や通常召喚そのものを無効にするカードの発動条件となってしまいます。

例えばフィールド上の《エヴォルテクター・シュバリエ》を再度召喚した場合、相手が奈落の落とし穴を持っているとそれを発動されてしまいます。

また、神の宣告や神の警告などで再度召喚そのものを無効にされてしまうと、そのターンに通常召喚ができなくなってしまいます。手札からの召喚と同じく通常召喚権を消費しているためです。

再度召喚を無効にしたり奈落で破壊できる

再度召喚後にフィールドを離れると元に戻る

デュアルは再度召喚して効果モンスターになると、フィールド上にいる限りは効果モンスター扱いです。しかし、その後で墓地に送られると墓地にて通常モンスターとなってしまいます。また、手札に戻ったり裏守備になっても同様です。

再びフィールド上に戻しても、また再度召喚しない限りは通常モンスター扱いとなります。逆に言うとデュアルはフィールドを離れて墓地に送られるなどしないと通常モンスターに戻れないとも言えます。

まとめ

要点
  • 再度召喚していないデュアルはフィールド・墓地にて通常モンスターとして扱う。ただし、手札やデッキでは効果モンスター扱い
  • 再度召喚の際には通常召喚権を消費するだけで、上級デュアルでもリリースは行わない
  • デュアルの再度召喚も通常召喚を使うため、奈落や神宣の発動条件となる

【デュアル】の説明は長くなってしまいがちです。ここでは要点だけを解説しています。これ以外にも色んな性質があります。例えばエフェクト・ヴェーラーは使えるのか、スーペルヴィスはどういう性質があるのか。そういうもろもろの細かい情報は別の機会に書きたいと思います。